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向き合うのは目の前の患者さん「整体知恵袋.com」

Posted on 2025年11月4日2025年11月5日 by 田中博康
こんにちは。
整体知恵袋のたなかひろやすです。


午前中に来られた新患さん。

秋口から腰が痛くて、

「いつもならそのうち良くなるのに、
今回は全然よくならないんです」

ということで来院。


・普段はが床に着くけど、今は痛くてムリ
・体が右に傾いている感じ
・少し歩幅を広げると腰に響く

という状態。

一通りチェックし、
動きの確認 → 施術。

再検後、
床に手が着くようになり、二人して拍手。

「うわ、着いた…!」と
驚く表情は、施術者のご褒美。



ところがその日の午後、電話が鳴る。

「…もしかして、痛みが戻った?
いや、そんなすぐには…」

と、つい悪い方へ考えてしまうワタシ。
しかし電話口の声は意外なもので──

「母が首を痛がっていて…。
診てもらえますか?」

どうやら、娘さんが帰宅して
動けるようになったのを見て、
「そんなに変わるなら、私も行きたい」
となった様子。


広告でもチラシでもSNSでもなく、
「結果を見た人がそのまま予約を入れてくる」
これ以上の集客はありません。


最近またSNSで見かけますよね。

「短時間 × 高単価 × 回数券販売」
「施術じゃなくモデルを売れ」
「技術よりパッケージング」

…みたいなノリ。

確かに「売上を立てるだけ」なら
正解なのかもしれない。

でも、15年前に一度流行って、
その後ほとんど残っていないやり方でもある。


結局その手法は「流行」だったのか、
それとも「文化」になったのか?

答えはもう出てるはずなんですよね。


あらためて思ったこと。
高単価・短時間・回数券が悪いわけじゃない。

でもそこに“施術の中身”が伴わないと、

・患者さんが定着しない
・結局、消耗戦になる
・価格で競うしかなくなる

という未来が待っている。

一方で──
目の前の人に真っ直ぐ向き合って、症状を変える。

それだけで紹介は自然に起きるし、
「先生に診てもらいたい」
と言われる立場になる。


結局、流行より“信頼”のほうが強い。
そのことを、
今日の一本の電話が教えてくれました。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
今日はここまで。
最後までお読みいただき
ありがとうございました。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

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