テクニックに溺れた時代の話「整体知恵袋.com」
こんにちは。 整体知恵袋のたなかひろやすです。 コトラーの 「マーケティング1.0〜5.0」って あるじゃないですか? あれの整体版ってないのかな?と思い、 ちょっと考えてみました。 一応、5.0まで考えてみたんですが、 ひとまず1.0から 1.0はテクニック依存 施術を始めたころ、ワタシは 「技術さえあれば、すべて解決できる」 と思っていました。
手技書を読み漁り、セミナーに通い、 ひたすら“上手くなること”だけを 追いかけていた時期。 「この技をマスターすれば、 どんな患者さんも治せる」
「この手技こそが答えだ」
そう信じて、朝から晩まで テクニックの練習をしていました。 でも、あるとき気づいたんです。
技術は“手段”であって、 “目的”じゃないということに。 いくら技術があっても、 患者さんの身体の状態が見えなければ、 それはただの“自己満足”。
「うまくいった」と思うのは 施術者側だけで、患者さんの感覚とは ズレていることも多い。 つまり、1.0の世界では “治せた/治せなかった”の基準が、 自分の技術でしか測れなかったんです。 ここが 「整体マーケティング1.0と言われる テクニック依存」の限界。 技術の追求は悪くない。むしろ必要。
けれど、技術だけを頼りにしていたら、 次のステージには進めない。 それに気づいたとき、 施術も、考え方も、 すこしずつ変わりはじめました。
“技”から“症状”へ
ただ、そう気づいたからといって、
すぐに何かが劇的に 変わったわけではありません。 むしろ、そこからが長かった。 「これまで学んできたものは、 どう位置づければいいのか?」
「症状を追うって、 どこまでが正解なんだ?」
「自分の施術の“軸”って何なんだろう?」 そんな問いが頭の中でグルグル回り、
やればやるほど足元がフワつくような、
独特の“迷走期”にしばらくいました。 でも、不思議なもので 迷っている時期ほど、
患者さんのひと言や、 たまたま開いた本の一行が
やたら胸に刺さるんです。 明確な答えなんて、まだなかった。
けれど、どこかで
「今の考え方のままじゃいけない」
という直感だけが、 ずっと自分の背中を押していました。
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今日はここまで。
最後までお読みいただき
ありがとうございました。
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