施術を受けずに帰った腰痛の人「整体知恵袋.com」
痛みがなくても定期的に通いたくなる
治療院を創る手書きはがきの匠 田中博康です
先日、
「腰が痛い」
という男性がお見えになりました。
ちょうどその時間は、
予約がなく、時間的にも診れそうな感じでした。
話を伺うと、
・腰の痛みはずいぶん前から。
・今朝、急に痛みが増した。
・とにかく今日、なんとかしてもらいたい。
・保険で。
というようなことでした。
結論から言うと、私はこの男性、
診ませんでした。
というか、いろいろと
話をしていくうちに男性のほうから、
「へー」「はー」「ほー」と言いながら、
座っていた状態から中腰になり、立位になり、
玄関に向かい、靴を履き、
何も言わず、出ていきました。
この男性。
・前から腰が痛く今朝、急に痛みが出た。
なので、明らかに腰が原因とは考えられない。
・しかも、「保険の範囲で」を強調。
なので時間がかけられない(かける必要もない)
・保険だと時間(日数)がかかることを伝えると、
「えぇ~!?」と言い、
自費だと日数は少ないが、それなりに金額が
かかることを伝えると、「えぇ~!?」と。
もちろん、保険診療と自費診療の違い、
メリットデメリットを話したのですが、
どうしても「今日」「保険で」と
こだわっていたみたいで、
お帰りになられました。
整体1回と保険診療(初診再診込み)10回で
同じような金額なので、痛みをおして、
時間をやりくりして10回通院するのなら、
5,000円出して整体を受ければ、
体を動かす範囲が広がり、
痛みが取れ、
痛みの原因場所がわかり、
苦痛から解放されるのに、
もったいないなーと思ってしまいました。
これはおそらく、ここ数年、台頭している
60分1,980円とかのマッサージ屋のせいだ思います。
「痛みがあるから揉んでほしい」
「揉めばよくなる」というイメージしか
ないんだろうなと改めて思い知らされました。
人が動く欲求は根源的に見ると
「苦痛から逃れる」と
「快楽を得る」の2つしかありません。
「快楽を得る」はこれまで何回も経験をしていて、
その感じ(幸福感)を分かっている。ですが、
「苦痛から逃れる」行動は、慣れていない、
あまり経験していないということが多く、
人は楽な方を選ぶので、
「快楽を得る」=「揉んでくれ」を
選んでしまうのでしょうね…
ですが、私個人の考えとして、
保険の範囲で整体の技術を行使することは、
自費で何年も来てくれている
患者さんに失礼なので、やりません。
今日はここまで。
最後までお付き合いいただきありがとうございます。
痛みがなくても定期的に通いたくなる
治療院を創る手書きはがきの匠 田中博康
―――――<お願い>―――――
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