話を聞かない患者さんから学んだこと「整体知恵袋.com」
痛みがなくても定期的に通いたくなる
治療院を創る手書きはがきの匠 田中博康です。
以前、わたしは今の院に
5年半ほどいない時期があり、
その時、来てくれていた患者さんが
2年ぶり来てくれました。
当時、院にいてくれた先生は
わたしが通っていた専門学校の同期。
彼は、元々、スポーツクラブ内にある
整骨院で働いていたので、
とにかくマッサージ、揉むのがメイン。
どんな症状の患者さんが来られても、
揉む。揉む、揉む、とにかく揉む。
でも、実はそれが一番、
患者さん受けがいいのも事実。
そんな揉み揉み全開の
手技を受けていた患者さん。
今回も2年前と同じ症状のようで、
・左胸が痛い、
・左肩の外縁部が痛い、
・首が痛い。
・そのせいか左腰も痛い。
・先日、病院に行き、心電図やら色々、
検査をしてもらったけど、全く異常なし。
とのことでした。
次に
どんな動きが出来て、
どんな動きができないのか?
と言うのを見ました。
すると、
・左肩関節の屈曲をすると腕が外に開く、
・左股関節の内旋の動きが固い、
・立位、仰臥位での左股関節の屈曲が固い、
・手を合わせて(合掌)肘を伸ばしたまま、
上に挙げると肘が曲がり、首が前に出る、
・仰臥位で立膝をして右に倒すと、左肩が浮く、
というような感じで、
左右で動きに差がありました。
これを右と同じように
ちゃんと動きがでるようにすれば、
この患者さんの主訴である、
左胸、左肩、首、左腰の具合も
良くなっていきます。
施術後、再確認で
同じ動きをしてもらったのですが、
どの動きもそこそこ改善していて、
特に左股関節の屈曲と内旋の動きは
かなり改善しました。
患者さん本人も動きの改善の
自覚があったようなのですが、
帰り際、
「やっぱりココ(左胸)、痛いよね」
と言いながら、
わたしが今回の体の状態、
どうなっているから、
こういった施術をした、
という説明をしている間、
ずっと左胸をグリグリ
グリグリ、グリグリ…
そこ(左胸)を触ってもらえなかったから、
なんだか不満そうな感じ。
あまり話も聞いていません。
「大事なことは初めに言おう」
痛い場所は結果であって、
原因は他にあることが多いから
他の場所から見ていかないと
意味がない。
と言うのを
この患者さんに初めに言いませんでした。
だから、というのも
言い訳みたいでいやですが、
自分のやり方を
患者さんにまず知ってもらう。
マッサージだけじゃ
よくならないことを知ってもらう。
対処療法だけしていても
よくならないことを知ってもらう。
郷に入っては郷に従え、ではないですが、
院、術者のやり方を納得してから
施術を受けてもらう、ということが
大事なんだな、と再度、感じました。
今日はここまで。
最後までお付き合いいただきありがとうございます。
痛みがなくても定期的に通いたくなる
治療院を創る手書きはがきの匠 田中博康
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