これが新常識なのか!?「整体知恵袋.com」
患者さんが定期的に通いたくなる
手書きはがき作成の匠 田中博康です。
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なになに…?
「腰痛は姿勢の悪さによって
引き起こされるものではない」
さらに、
「姿勢は人によって
異なるのが普通であり、前かがみの姿勢も
本人がそれで快適なら問題ない」
ということを理学療法士らのグループが、
論文として医学雑誌に発表したそうです。
(参考記事:
腰痛と姿勢の悪さは関係ない:研究結果)
「な、なるほど。そうだったのか~」
・
・
・
・
とはなりませんw
だってこの話、整体業界では、
昔から言われてることだし…
私が勉強している
身体均整法を創った亀井先生も
ニュアンスは違いますが、
骨のゆがみについて
こんな考え方をしていました。
「人間の体には動いて自然に
護ろうとする作用が備わっている。
それは椎骨だけじゃない。
他の骨格でもそのことが言える。
~途中略~
変位は多くの場合、
故障を起こさせないためである」と。
他の人からみたら
「ゆがんでいる状態」でも
その人からしたら、
それが通常であり、
そのゆがみのおかげで体がいい状態を
保つことができているのであって、
それを
「骨盤がゆがんでいる」
「足の長さが違う」
「肩甲骨の高さが違う」…
と言って
「その人の体に合わない矯正」を
するからよくないんです。
前述したゆがみの見方は、
やる側の意見ですよね?
なので、
その人にあった矯正をすれば
患者さんの体に無理もないし、
根本的な治療につながります。
施術前に検査をして、
「どこが原因で痛みが出ているのか?」
というのを見れば、
その人に合った矯正をすることができます。
施術前の検査というのも、
亀井進師範をはじめ、
身体均整法の古参先生が
50年以上も前から
提唱されているにもかかわらず、
未だに認知されていません。
追伸:
これくらいのことでも
論文になって医学部雑誌に
載ってしまうんですね…
クリビツしました。
それを考えると、
30年以上も前から
古参の均整師先生たちは、
姿勢の研究をしてきて、
たくさんの論文を
遺してくださっているのに
評価されないというのは、
哀しい限りです。
逆に、
昔から言い続けていることが
令和になってようやく、
「新常識」的な言い方で
世に出てくるのはうれしくもありますが…
言うか言わないか、
誰に言うか、どこに言うか、で
大きく変わりますねぇ。
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今日はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございました。
痛みがなくても定期的に通いたくなる
治療院を創る手書きはがきの匠 田中博康
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