ヌイても大丈夫…?「整体知恵袋.com」
整体知恵袋の田中です。
女子プロゴルファーで
今年、大躍進した渋野日向子選手。
賞金女王には惜しくも届きませんでした。
今シーズンも終わり、記者会見で
「オフに何をしたいか?」と聞かれ、
「クリスマスに親不知を抜きます(笑)」と
答えていました。
このニュースをみて、
「来年は大丈夫か?」という不安と
「来年はもっとイケるな」と言う期待が
半分半分でした。
何故かというと、アスリートにとって、
「嚙み合わせ」は
戦績と関係している部分があるからです。
しかも、スポーツ歯学という言葉、
専門分野があるくらい。
都市伝説の域を出ないのですが、
プロ野球入りしたドラ1の選手は
契約金で歯の治療をして
翌シーズンに備える、
なんていう話も聞きます。
私たち一般人でも、
力仕事でグッと力を入れる際、
奥歯に掛かる力は50kg~100kgにもなります。
(食事中に舌や頬っぺたの内側を
間違って噛んでしまった経験はあると思います)
世界のホームラン王、
王さんも、金字塔と交換に
奥歯がボロボロになった話は有名。
プロ野球選手は打球を遠くへ飛ばしたり、
100キロ以上(時には150キロ)の球を
バットで瞬間的にミートさせ、はじき返し、
ヒットはもちろん、時にはホームランにします。
このインパクトの瞬間に掛かる奥歯への力は
200kgから最大1tにもなるというから驚きです。
まぁ、実際、
嚙み合わせがいい選手は、打率や
飛距離もいいという研究結果も出ていますし。
なので、
渋野選手の「親知らずを抜く」発言を
放っておくことができませんでした。
もちろん、スポーツ選手だけでなく、
私たちも歯は大事。
これは私の経験談ですが、
肩こりで通院されていた患者さんが
ある日を境にピタリと
見えなくなったことがありました。
しばらくしてから、ふらりと見え、
「今日は、報告だけなんだ。
歯の調子が悪くて歯医者に行ったら
親不知が虫歯だったんで抜いたら
肩こりが無くなったんだよー。
だから来なかったの。
もう大丈夫だから、今までありがとね」
と言い残し、本当にそのあと、
お見えにならなくなりましたw
それ以来、
肩こりや頭痛がある患者さんに
「歯の具合」
も聞くようにしています。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
今日はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございました。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇