年配の患者さんに聞いたほうがいい質問「整体知恵袋.com」
こんにちは。
整体知恵袋の田中です。
今日は
「年配の患者さんに聞いたほうがいい質問」を
テーマにお話させていただきます。
私が以前いたころ(2005年くらい)から
来てくれている患者さんの話。
この方は昔から股関節の具合がよくない。
来院当初、整形外科でレントゲンを
撮って来てもらいました。
変形は特になく、状態も悪く無い。
程よく通院されたこともあり、
股関節の具合は改善。
そんな患者さん。
最近、首の痛みで久しぶりに来院された時、
「股関節も一応、診てほしい」と言うことで、
検査をしてみると、本人が気づかないくらいの
微細な反応が出ました。
それは股関節ではなく、膝。
膝の左右差を観るべく、
ズボンの裾をまくってもらいました。
そこで、私は気づいてしまったんです。
膝のにうっすらと縫合の痕があること。
患者さんにすかざす、
「〇〇さん、これってどうされたんですか?」
「あぁ~。これ?小さい頃…40年くらい前?
激しく転んでパックリわれたんだよね。
そんなこと忘れてたよ。」
「…もしかしたら
股関節に痛みが出た原因、これかも」
この縫い痕のせいかは分かりませんが、
膝の動きもよくありませんでした。
「帝王切開や前十字靭帯断裂など
メスを入れた方は施術をお断りします」
という先生もいるほど。
私感ですが、
年齢を重ねれば重ねるほど、
皮膚も伸びが悪くなるし、
いくら伸びる皮膚とはいえ、
縫合した場所にかかる負担は
相当なものがあると思います。
縫合したあともあとで、
動かしていると、
縫合した部分に無理なチカラが加わり、
そこを庇おうとして
他に負担がかかることは
想像に難くないと思います。
これに気づいてから、
やたらと患者さんに、
「縫合したことはないか?」を聞いていますが、
若い時はそこまで感じなかった人でも、
ジワリジワリと身体の可動性減少を
起こしてる感じが見受けられることも事実。
もし、年配の患者さんで
なかなか症状が改善しない、
よくなってもすぐ戻る、
というような場合、
若い時に縫合した経験はないか?というのを
聞いてみるといいかも知れません。
本人も忘れていることが多々ありますからw
なので、最近は新患さんにも
問診表を書いてもらう時に、
骨折や縫合したことはないかを
書いてもらうようにしています。
追伸:
毎週金曜日に配信されている
これ、知っていますか?
→ 効果実証済みのテクニック動画集
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今日はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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