関節の締まりから学ぶ技術の応用「整体知恵袋.com」
こんにちは。
整体知恵袋の田中です。
「あれ?これって…🙄」
カウンターストレインの本を読んでいて、
気づいたことがあります。
ある筋肉の緩め方の姿勢と、
ある関節のしまりの位置が同じだったんです。
そう。
関節のしまり、です。
今日は
「関節のしまりから学ぶ技術の応用」を
テーマにお話させていただきます。
関節のしまりの位置
と
緩みの位置ってご存知でしょうか?
【締まりの位置】
関節面の適合性がよく、
かつ周囲の靭帯や関節包も緊張し、
外力を加えても動揺しない。
【緩みの位置】
しまりの位置以外の関節の状態、
関節の接地面は小さく、
関節周囲組織はゆるみ、
外力により簡単に動揺する。
その中で最も関節が緩んだ位置
と言うのがAKAでの決め事のようです。
この【関節のしまり、ゆるみ】
今でこそ有名な感じになっていますが、
この元ネタは1969年初版の本。
実は、私が使っている身体均整法でも
【最密位】と言う名前で
昭和46年(1971年)11月に行われた講義、
「関節調整」の中に出てきます。
「なんだ。AKAも均整法もマネっ子なの?」
と思わないでください。
大事なのはここから。
AKAも身体均整法も
緩みの位置は同じでも、
各関節の調整法が違うんです。
材料は同じでも、作る料理は違う。
でもおいしい料理ができる。
そんな感じ(笑)
これってすごいことだと思うんですが、
先生はどう思いますか?
身体均整法の創始者、亀井進氏は、
「運動系の原理原則が分かっていれば、
応用すれば様々なテクニックができる」
と残しています。
今、使っているテクニックも、
元は先人の知恵、研究の成果。
それをさらに洗練してきたものを
使わしてもらっている訳で、
なんら新しいものはないんですね。
ただ単に、本に書いてある
テクニックだけを身につけるだけでは、
その先には行けません。
臨床で実際に使ってみて、
変化が出るのか?出ないのか?
本にはこう書いてあるけれど、
こうした方がいいんじゃないのか?
など試行錯誤していくことが
技術の進化、深化に
なっていくんではないでしょうか?
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今日はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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