修行ゼロ日の寿司屋の大将「整体知恵袋.com」
こんにちは。
整体知恵袋のたなかひろやすです。
都内の寿司屋の大将が、
実は修行がゼロ日だった。
なんて話をテレビで紹介していました。
なんでも、
元々は、と言うか、今でも
人材派遣会社の社長さんらしいです。
コロナ禍で仕事がヒマになり、
釣りに興じていて、釣った魚を
従業員に振る舞っていたら、
寿司屋もいいなぁと思い、
2ヶ月ほどで寿司屋をオープンさせたとか。
その素早さは見習いたい感じですが、
驚いたのは、
寿司の握りをYouTubeで学んだということ。
でも、
今日はそんな話をしたいわけではありません。
言いたいのは、
この寿司屋の大将は
メジャーなもの。
自ら市場で仕入たもの。
しか出さない
イカの隠し包丁とか
コハダの昆布締めとか
難しい、手間のかかるものはやらない、
できることとできない(やらない)ことを
しっかり把握できている。
ということ。
これ、
私たちの世界でも必要なマインドで、
できないことは、できないということが大事。
例えば、、
顎関節症に対して、診たことがない、
施術したことがない。
という先生がいたとします。
そこに顎関節調整の人が来て、
本の見よう見まねでちょこちょこっと触るより、
「わからないので、勉強しておきます。
また来週来てください」
と言ったほうが親しみがも、
いさぎよさがあると思いませんか?
施術していて、
2つ3つ、4つとテクニックを変えてみて
変化がない、なんてことがたまに起こります。
そんな時も、
「今日はこれ以上しても変化がないので、
終わりにします。ちょっと勉強します」
と言えば患者さんも納得するでしょう。
勇気がいりますが…
自分ができるものとできないもの、
ちゃんと理解して、
それをできない、という勇気、
できないからそのままにしておくのではなく、
それを克服する努力を怠らない。
これが療術家に必要なことだと、
寿司屋の大将を通じて感じました。
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