90歳になる患者さんからのプレゼント
こんにちは。
痛みがなくても定期的に通いたくなる
治療院を創る手書きはがきの匠 田中博康です。
私事ですが、2018年。
手技業界、21年目に入りました。
ありがたいことに、やり始めた時に働いていた院の患者さんが、
今でも追っかけてきてくれています。
今日はこの患者さんの話をシェアしたいと思います。
この患者さん、今年の8月で90歳になるのですが、
背筋がシャンとしていて、
もうすぐ90歳になるとは思えないほど。
近所の方も、同じ世代の人は多いようで、
会うたびにみんなから
「あなた、姿勢いいわねぇ」
「なんでそんな背筋、伸びてるの?」とか
色々、尋ねられるようです。
この話を聞いて、私は気づきました。
この患者さん、20年ほど前は、膝がひどく痛い状態が続いていました。
年相応、と言えば、年相応なんですが、膝が痛いと困ることがありました。
それは、小さいころから娘さんが病気で
看病、通院などもしなければならず、
「歩けなくなると、困る」ということ。
そんなわけで、
当時、私が働いていた院に、毎日、1年間通ってくださった経緯があります。
今は仰向けに寝ると、
膝は浮くし、変形はあるしで、見た目痛々しい感じですが、
歩く分には全く問題がありません。
あくまで、私の中での仮説なんですが、
ある程度の年齢の時に(痛みがなくても)、
膝の調性をしておくと、
将来、背中が曲がらず、背筋が伸びたままで
余生を過ごせるのではないか?と言うこと。
老年期の方に多いのが、
背中が丸く、首が前に落ち、仰向けに肩と首の間が浮いてしまい、
寝ると枕がないときつい、膝が外を向き、伸びていない。
と言うような典型的な老人スタイルになりがち。
このような姿勢は、行きつくまでに
体の色んな場所に負担がかかった結果の現れ。
前々から、こうなる前に、なんとかならないのか?
と思っていましたが、この90歳になる患者さんの通院、施術歴を考えると、
老人スタイル脱却のカギは、膝が握っているかも知れません。
こういう業界で20年も同じ患者さんを追うのは
難しいかも知れませんが、
老人スタイルになる前に、膝が痛くなくても、
膝の調性を普段の施術に入れておくと、
長い目で見たときに、いい結果につながるかも知れませんね。
今日はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございます。
痛みがなくても定期的に通いたくなる
治療院を創る手書きはがきの匠 田中博康
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