院に来てもらうきっかけを作ろう「整体知恵袋.com」
こんにちは。 整体知恵袋のたなかひろやすです。 「やっぱりタダじゃ済まなかった!!」 という見出しに 思わず目が行ってしまいました。 どういう事かと言うと、 少し前、某大手ハンバーガーチェーンの コーヒーがリニューアルしたということで、 期間と時間限定で無料サンプリングを 開催していました。 その「コーヒーを“タダ飲み”して来た」 という感じのレビューが ネットニュースみたいなものに流れてきました。 この見出しをみた私の脳の中で、 「そりゃそうだろうよ。相手はマックだもん」 「それはクロスセルだな」 「ポテトも一緒にいかがですか?」 というワードが瞬時に出てきました。 記事を読み進めていくと、 コーヒーを無料で飲みに行ったら、 (当然の如く) 「ほかに何かご注文はありますか?」 と聞かれ、断り切れず、 大して空腹でもないけど、 ハンバーガーを頼んでしまった…。 という内容でした。 マックはこの手のマーケティングがうまくて まだ(バリュー)セット販売がないころ、 「ご一緒にポテトもいかがですか?」 という“マジックワード”で 売上を伸ばしたということがあり、 それからマックはセット販売をしている今でも 「他にご注文はありますか?」と たたみかけてくることがあります。 これはマーケティング用語で 「クロスセル」とか 「アップセル」とか言ったりします。 クロスセルは関連する商品を勧める手法。 無料コーヒーなら、 「新しい三角チョコパイがでました。 コーヒーのお供にいかがですか?」 とか、 おやつくらいに時間帯なら 「ホットアップパイはいかがですか?」 みたいな感じ。 施術で言うなら、 お灸とか吸い玉とかを勧める感じですね。 アップセルと言うのは、 ワンランク、ツーランク上の 商品、サービスを勧めること。 保険診療だけの患者さんに対して、 自費診療を勧めるとか、 いつも、ほぐしししか受けない患者さんに 整体があることを勧めるとか。 あとは無料ということで 「お店に来てもらうきっかけ」 づくりになります。 ここでよくやりがちなのが 「単に来てもらうだけ」ということ。 その後、来てもらったお客さんに対して 「何をしてほしいのか?」 というのを決めておかないと、 無料で商品をばらまいてオワリ。 ということになり兼ねません。 マックは無料で来てもらって、 「アップセル」 「クロスセル」 をすることで、 売上アップを狙っているんですね。 これを治療院でやろうすると、 健康相談とか、 体操教室とか、 ストレッチ指導とかで、 新規を狙うか、 または既存患者さんに 友達を連れて来てもらって開催するとか、 色々、考えることができます。 間違っても カラダや健康関連に関係ないもので、 来てもらおうとしないでくださいね… 追伸: 私も無料コーヒーを飲みましたが、 セブンイレブンの挽きたてコーヒーには 敵わないんですよね…
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