座りっぱなしがよくないワケ「整体知恵袋.com」
こんにちは。
整体知恵袋の田中です。
今日は「座っていることのリスク」を
テーマにお話させていただきます。
今日の内容を知ることで、
患者さんに、テレワークでの座りすぎが
いかに健康に害を及ぼすのか?と言うのを
話すことができ、また、座りすぎがもたらす、
首や腰への負担の度合いが分かります。
①心臓リスク大
イギリス、ロンドンで行われた研究によると
バスの運転手が抱える「突然死」のリスクは、
車掌と比べて3倍あるとの報告が。
また、
1日10時間以上座っていると、
心筋細胞が損傷したときに生成される、
タンパク質の一種である
「トロポニン」の放出量が増加する。
②寿命が縮む
現代人は1日の約60%を座って過ごす。
座りっぱなしだと寿命が縮むとの研究報告(1時間で22分)
20カ国の平均が1日約5時間であるのに対し、
日本人は約7時間と、断トツに座っている時間が長い。
座っている時間が4時間未満の人と比較すると、
1日に11時間以上座っている人の死亡リスクは
約40%も増加する。
③首への負担が大きい
座った状態で首の角度が真っ直ぐ(0度)だと4~6キロ
15度だと、約12キロ
30度だと約18キロ
45度では約22キロ
そして、
60度だと約28キロもの負担が首にかかっています。
これは小学校の低学年くらいの子供と同じくらいの重さです。
④腰への負担が役4割増し
座っている状態では、
腰への負担が立っている時と
くらべて約4割増しになります。
立っている状態を100だとすると、
中腰では約150、
中腰で物を持ち上げる時は約220…
腰が痛いと「座りたい」と
感じる患者さんが多いのですが、
実は、腰にかかる負担は、
立っている時のほうが楽なんですね。
明日から、テレワークで腰や首が痛くなって
来院される患者さんがいらしたら、
ドヤ顔で、今日の内容を話して、
リピートに繋げてくださいね。
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今日はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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