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足の長さについて「整体知恵袋.com」

Posted on 2021年9月28日 by 田中博康
こんにちは。
整体知恵袋の田中です。

先生は【脚長差】って気にしていますか?
私はあまり気にしない派なんですが、
とある文献によると、

「短下肢を無視して施術することは、
便秘の患者に食事療法を無視して
便秘治療を行うのと同じくらい愚かなこと」

のようです。

また、

「下肢長差は正常の人よりも、
腰痛患者に2倍以上認められる」

ということも書かれています。

私の認識の中では、
足が短い側というのは
骨盤が後方変位していることが多い、
と言う感じくらいだったんですが、
なかなか症状が改善しない時、 
脚長差を整えると、 症状が改善することもあるので、
あながちスルーすることができないのかな、と。

そこで、先日読んだ本、数冊に 
短下肢の話がちょい出ていて 
なかなか面白かったので、 
自分のアウトプットをかねて 
シェアしたいと思います。 

結論から言うと、 
短下肢があると短い側の腰筋、 
特に腰方形筋に負担がかかる。 

観察点として、左短下肢を例に取ると… 

✓左臀溝(坐骨の部分。経穴で言う承扶)が低い。 
✓左上後腸骨棘上の窪みが右より低い。 
✓左腸骨稜が右より低い。 
✓左のウエストのくびれが減る。 
✓立位の於いて、前屈すると左臀部が右より低い。 
✓骨盤が傾き、短い側の肩が下がりる。 

また、トリガーポイントが 
形成されていなければ脚長差が 
左右で1.3㎝の差があっても 
生涯無症状で過ごすことが可能。 

だが、一度何かしらの理由で 
トリガーポイントが出来ると 
わずか0.5㎝の差であっても症状は出てくる。 

この時トリガーポイントが出やすいのが 
前述した腰方形筋。 

短下肢を矯正しないで放置しておくと、 
慢性腰痛になるだけではなく、
同側の頸部の筋肉にも負担がかかり、 
新たにトリガーポイントが形成され、 
頸部痛や頭痛を発生させることになる。 

観察点はもちろん、
放置しておくことの問題があれば、
脚長差を診ない訳には行かないですね(笑) 

均整法でも短下肢の話はあるのですが、 
上記の考え方とは違った側面で 
説かれているので、
これはこれでまた機会が 
あればまた紹介したいと思います。

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◇◆◇
今日はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございました。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

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