「まだよくならない」と言う患者さんに…「整体知恵袋.com」

痛みが無くても定期的に通いたくなる
治療院を創る手書きはがきの匠　田中博康です。

あなたは、施術の後で、

患者さんのこんなこと、言われたりしませんか？

「先生、まだここに何か残っている感じが…」

とか、

「こういう風に動かすとまだ痛いんだけど」

とか、

わたしからしたら、

「その今してる動きって

普段の生活で使います!?」って言いたくなるんですが、

いや、言ってますが(笑)

今の痛みが残ったり、

思ったより症状が改善しなかった場合の

言い逃れ方を紹介します。

注）言い逃れではなく、本当のことなんですが

その言い逃れを使うには、

「ハインリッヒの法則」

と言うのを知る必要があります。

ハインリッヒの法則とは…

「致命的な事故の背後には、

例外なくその土壌となる29の軽い事故があり、

その背後には300ほどの異常がある」

というもの。

痛みを“致命的”と捉えるのはどうかと思いますが、

動けなくなったり、仕事にならず、

生産性が下がる、落ちることを考えたら

“致命的”と言っていいかも知れませんね。

今、あなたの院に来てくれている

患者さんの痛み、症状は、

結果であって原因ではないんですね。

なので、この法則に当てはめると、

「今の痛み、症状が出てくるには、

その背後に例外なく29の軽い痛みがあり、

さらにその背後のは300もの異常がある」

ということになります。

なので、

冒頭のように、

「まだ残る」、

「まだ痛い」、

「痛みが取れない」

とかいう患者さんには、

300もの異常なんて言うと、

「そんなにあるかよっ」って言われそうなので、

（探せばあると思うんですが…）

「今の痛みがあるのは、30くらいの軽い痛み、

クセだったり、日常生活での体の使い方が

元になっていることがある。

それが、今の痛みを出しているから、

その30ほどの軽い痛みを無くしていかないと、

ダメなんですよ～」と言いましょう(笑)

今日はここまで。

最後までお付き合いいただきありがとうございます。

痛みが無くても定期的に通いたくなる
治療院を創る手書きはがきの匠　田中博康

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