求められていることをしよう「整体知恵袋.com」
こんにちは。
整体知恵袋のたなかひろやすです。
ワタシが昔から研鑽している身体均整法の
古参先生のコトバで
「術者満足、患者不満足」
というのがあります。
字面の通りなんですが、
そんな経験をした、と言う話。
少し前の話。
院から車で一時間くらいかかる
市外から来てくれた新患さん。
その方は、問診表に
「AKAをしているから来た」
みたいな感じのことを書いてくれていました。
で、施術。
見てみると、
仙腸関節調整をしなくても
よさそうな感じの腰痛でした。
なので、
ワタシの中の腰痛定石を施し、
施術後は、動きの改善もあり、
問題なさそうでした。
そして、お会計の時になり、
その患者さんから
「今日は仙腸関節の調整したんですか?」
と聞かれ、バカ正直なワタシは
「今日はそこよりも、
中臀筋と言うお尻の奥にある筋肉を
メインに調整しました」
と答えてしまったんです(;・∀・)
一瞬でしたが、患者さんの表情が
険しくなったのをワタシは
見逃しませんでした。
ワタシの中では、
(前屈すると痛くて、曲げにくかったのが、
施術後は痛みなく、す~っと
前屈できるようになったからいいんじゃん)
と言う感じでしたが、この患者さんは
「AKA」で腰を調整してほしかった。
それをワタシは中臀筋のトリガーポイントで
片付けてしまった、ということ。
言うまでもなく、この患者さん、
2回目はありませんでした。
「よくなりさえすれば、いい」
とは言いますが、
やはり患者さんが求めているものに対して、
柔軟に対応していかないと、と感じた出来事でした。
反省。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◇◆◇ 今日はここまで。 最後までお読みいただきありがとうございました。 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ 【整体知恵袋メルマガ登録はこちらから】 姓 名 メールアドレス