東京ドーム張り手と長引く痛みの関係「整体知恵袋,com」
こんにちは。
整体知恵袋のたなかひろやすです。
「出る前に負けること考えるバカいるかよ」
1990年2月10日
東京ドームの控室
アントニオ猪木、坂口征二
対
蝶野正洋、橋本真也
とのタッグマッチの前に
テレビ朝日のアナウンサーが
「勝負は時の運では済まされないですが?」と
全盛を過ぎた猪木さんに
暗に新世代に負けることがあれば、
引退もありうるか?
というような感じで聞いたら
返ってきた答えです。
この後、すぐアナウンサーは張り手を
かまされることになるんですが、
これが「東京ドーム張り手」と
言われることになるとは…
ようは、
「やる事やる前に
ごちゃごちゃ言ってないで、
まず、やってみようぜ」
というようなこと。
なんでこんな話をしたかというと、
「脊柱管狭窄症と言われ、整形外科で
リハビリしているけれど、痛みが取れない。
おたくさんに行けば、症状がよくなると聞いて、
電話してるんだがなんとかならんか?」
と言う感じの問い合わせ電話があったんです。
声の感じからして、高齢の感じ。
年齢を聞いてみると80代半ば。
ウチに来られる方は結構高齢なので、
経験上、その年齢で初診で来られた場合、
ある程度の改善は見込めるけれど、
全く痛くなることはないですよ?
と正直に伝えたところ、
「あぁ、じゃちょっと考えて電話するわ」
と言われました。
整形外科にリハビリ通っていて
よくならないのなら
それを整形外科で言えばいい。
改善しないからと、
手技を頼ってきて、
痛みが拭いきれないなら、
施術すら受けずに、諦める。
ってなんかおかしいですよね…?
どれだけリハビリ通ったか知りませんが、
通った分ほどの金額は掛からず、
症状はそこそこ改善すると思うんです。
今まで費やした金額を考えれば、
初診の6,600円なんて
屁みたいなもんだと思うんですが、それを渋る。
困ったことに、最近、
高齢者になればなるほど
「まだ痛い」
「軽くはなったけれど、“完全”じゃない」
「痛いことは痛い。(痛みは)ゼロじゃない」
と言うように
全く痛みがなくなることを望む人が増えました。
高齢者に限らず、
施術に限らずですが、
初めてやることは
不安がつきもの。
やってみないと分からないし
やってみることで分かることしかない。
何かをやるに早いに越したことはありません。
ウチに来られる方も
もう少し早く来てくれていれば、
もうちょっとよくなったのに…
みたいな人を見てきているだけに
余計、そう感じます。
追伸:
当然のことながら、件の方、
それから予約の電話はありません…
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今日はここまで。
最後までお読みいただき
ありがとうございました。
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