こんにちは 整体知恵袋のたなかひろやすです。 施術してると、たまに 不思議な瞬間がある。 こっちは同じ説明をしてるのに、 相手の目が一瞬だけ止まる。 「…え?」って。 あれ、たぶん言葉が伝わってないんじゃなくて、 言葉の意味が違うんですよね。 世代が違うと、 同じ単語でも頭に浮かぶ映像がズレる。 たとえば「姿勢」。 年配の方に 「姿勢、ちょっと崩れてますね」って言うと、 「気をつけ!の姿勢」を思い浮かべる人が多い。 背筋ピン。胸張って。肩は後ろ。 で、その人の中では それが正しい姿勢になってるから、 頑張って胸を張る。 結果、 腰が反って首が詰まる。呼吸が浅くなる。 一方で若い人は、 姿勢と言うとスマホ首。巻き肩。猫背。 「これって治ります?」って聞かれる。 ここでもズレる。 年配は「努力の姿勢」 若い人は「見た目の姿勢」 同じ単語なのに、別ジャンルの話になってる。 「筋肉」もそう。 年配の方が言う「筋肉が落ちた」は、 「体力が落ちた」とか 「疲れやすくなった」の意味だったりする。 若い人が言う「筋肉がない」は、 「トレーニングの知識として」の意味だったりする。 だから同じ「筋肉」という言葉を扱ってても、 片方は生活の話で、 片方はジムの話になる。 これ、面白いんだけど、 施術ではけっこう重要です。 もっと直球でズレるのが「治る」。 年配の方が言う「治った」は、 「痛いけど我慢できるようになった」だったりする。 若い人が言う「治った」は、 「完全にゼロになった」だったりする。 同じ“治る”でも、ゴールが違う。 だから、施術後に本人が 「治りました!」って言ってても、 ワタシはちょっとだけ確認する。 「今、何ができるようになりました?」 「さっきと比べて、どんな感じです?」 ここを聞かないと、 “治った”の中身が世代で変わるから。 で、こういうズレが起きると、 会話だけじゃなくて施術もズレやすい。 本人は「姿勢を良くしたい」って言ってるのに、 実は欲しいのは「疲れない体」だったり。 本人は「筋肉をつけたい」って言ってるのに、 実は欲しいのは 「階段が楽に上がれる体」だったりする。 つまり、言葉が“表面”で、 本音は生活の中にある。 世代が違うと、その“表現の癖”も変わる。 だから最近、ワタシがよく使うのはこれ。 「それって、どういう時に困ります?」 「一番困ってる動きって何です?」 「具体的に、どの場面です?」 言葉の意味を合わせるというより、 生活の映像を一緒に見る感じ。 すると不思議と、 施術のポイントも絞れてくる。 結局、どの世代が正しいとかじゃなくて、 認識の違いがあるって前提に立つだけで、 施術の精度が上がる。 そして最後はいつもここに戻る。 説明がどうであれ、 若い世代の言い方であれ、 年配の方の言い方であれ、 施術後に体がどう反応したかが答え。 言葉は入口。 答えは反応。 そこだけは、 世代が変わっても変わらないんだなぁと
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