こんにちは 整体知恵袋のたなかひろやすです。 「嘘も100回言えば、本当になる」 誰の言葉かはさておき 似たような現象がウチの院でも起こる。 おじいが言う。 「エコノミー症候群なんだよ。坐りすぎ!!」 語気強め。 もはや結論。 足が攣るって言ってる人に対しても言う。 それを横で聞いているワタシは、 毎回ちょっとだけ引っかかる。 ……エコノミー(クラス)症候群って、 血栓が飛ぶやつだよね? いわゆる 「深部静脈血栓症」→「肺血栓塞栓症」の流れの。 もちろん、「坐りすぎ」は体に良くない。 長時間同じ姿勢、 水分不足、 ふくらはぎが動かない ——この組み合わせは本当に危ない。 でも、 足が攣る=即エコノミー症候群、ではない。 そこは、ワタシの中で「むむむ」が出る。 ただ、ここが面白いところで。 おじいの「坐りすぎ!!」は、 たぶん医学用語の精密さを狙ってない。 狙ってるのは—— 生活の絵なんだと思う。 足が攣る。 筋肉の話に見える。 でも背景には、 だいたい「動いてない」がある。 座りっぱなし。 水分少なめ。 足先が冷える。 呼吸浅い。 ふくらはぎがポンプをサボってる。 そういう生活のセットを、 おじいは一撃で言い当てたつもりで 「エコノミー症候群だよ」って言ってる。 で、その言葉を 何回も聞いてるうちに、 院内の“真実”ができあがる。 ただ、ここで一つだけ、 ワタシの職業病が出てくる。 ラベル(名前)より、反応(現象)を見たい。 エコノミー症候群という言葉を使うなら、 「足が攣る」以外に、 腫れ・熱感・片脚だけの痛み、、、 みたいな話も拾いたくなるし、 呼吸苦や胸の痛みみたいな“別次元”の サインがあるなら、 そこは院じゃなく医療の領域になる。 (脊髄神経反射でも対応できるものはありますが) 一方で、危険サインがなくて 「攣る」が主役なら、 こっちはこっちで、整体の仕事がある。 その人の“攣り方”は、 いつ・どの姿勢で・どの筋か 関節調整で取れるのか、筋で取れるのか そして、生活の中で何が再発スイッチか ——ここを“検査”していく。 結局、おじいの「坐りすぎ!!」は、 方向としては当たってることが多い。 ただワタシは、心の中で一回だけ補足する。 「エコノミー症候群って言葉にすると 強すぎるから、 まずは“攣る体の条件”を一緒に探そか」 おじいは今日も言う。 「エコノミー症候群だよ。坐りすぎ!!」
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