サブスクの原型は、実はNHK?「整体知恵袋.com」

こんにちは。
整体知恵袋のたなかひろやすです。
NHKって、実はすごい
[ビジネスモデル]なんじゃないかと思うんです。
たとえば語学講座。
日本でラジオ英会話のような番組が
始まったのは、なんと戦後まもなく。
いわば語学講座の嚆矢であり、
70年以上続いているコンテンツです。
しかもその仕組みがうまい。
毎年「基礎編」「応用編」
という二本立てで、
基礎編は新作を作りつつ、
応用編は前年度の再放送。
(その逆もあり)
つまり、新規制作と
再利用(リパッケージ)を
上手く組み合わせて運営している。
そして、
放送と同時にテキストを
NHK出版から販売。
テレビ・ラジオ・出版が
三位一体となった
“トリプルメディア構造”を
何十年も前から構築している。
これって今で言う、サブスク
それに加えて
マルチプラットフォーム戦略、、
もう先駆けですよね。
さらにすごいのは映像面。
民放に先駆けて4K、8Kカメラを導入し、
自然番組や紀行シリーズを超高精細で撮影。
その高画質コンテンツを
BSチャンネルという
【有料プラットフォーム】で放送している。
しかも、
そのBSが有料というのがまた絶妙で、
「基本無料、より高品質なものは課金」
という構造をサブスクという言葉が
生まれる前からやっていたわけです。
そして何より、受信料。
これも、よく考えれば
月額サブスク制の原型ですよね。
NetflixやSpotifyが登場する
はるか以前から、NHKは
「毎月一定額を支払うかわりに、
安定したコンテンツを届ける」
という時代を先取りした
ビジネスモデルを成立させていた。
もし、自分のビジネスモデルが
煮詰まってしまったとき、
無理に海外の成功事例を探すよりも、
NHKの仕組みを一度分解してみると
面白い発見があるかもしれません。
・新規と再利用のバランス
・放送 × 出版 × デジタルの三層構造
・品質に応じた段階的な課金モデル
・義務ではなく安定として成立させる信頼構築
たぶん、どの業界にも
応用できる要素が隠れています。
昔から存在している仕組みほど、
よく見れば現代的だったりするものです。
施術も同じで
「新しいやり方」がすべてではありません。
一見、古く見える技の中にも、
時代を超えて通じる原理や思想が
眠っていることがあります。
ただそれを
「昔のやり方」と
片づけてしまうか、
あるいは
『今の臨床』に
照らして再発見できるか。
この違いが、これからの施術家としての
深みを分けるのかもしれません。
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今日はここまで。
最後までお読みいただき
ありがとうございました。
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