分岐点となった症状「整体知恵袋.com」

こんにちは。
整体知恵袋のたなかひろやすです。

今まで15年以上、
施術前に【検査】をしてきました。


ここで言う検査とは
施術前の検査をすることで
左右差同じ動きをしてもらい、、

どんな動きが出来て、
どんな動きが出来ないのか？

どうすると痛いのか？
どうすると痛くないのか？

というの見ます。


この左右差の動きを見出して、
出来ない動き、
痛い動きに対して
どこにアプローチしたらいいのか？
どこに刺戟を入れたらいいのか？

というのが分かります。


それが施術の王道。
施術で結果を出すためには
施術前の検査が必須…

ワタシの中では
それが“当たり前”だと思っていました。


逆に、
検査をしても。

出来ない動きがない。
痛くなる動きがない。


となると、ワタシとしては
アプローチする場所が分からない。
そうなると施術ができないわけです。


そんな状況がこないだあったんです。


色々な左右の動きをしてもらっても
左右差が出ない。痛みもない。
でも足(ウラ)が痺れる。
さぁ困った…


こんな感じの人が院に来ると
おじい(院長)は

「検査(左右の動き)しても問題ないから
ウチではやることないから帰って。
余計刺激が入って（左右差が出て）
痛みが出たら大変だ」

となるんです。


幸い？にして、
こんな症状を持ってきたのは
ワタシの友達で、家で施術をしたので、
“施術しない”という選択肢はなかったんです。


じゃ、

動きの検査をしても左右差がない、
痛い動き、やりにくい動きもない、
でも痛い(今回は痺れ)、
そんな場合はどうアプローチするのか？

こうなると

脊椎、椎骨を調整しないとラチが明かない。

ということ。


椎骨調整というと、
どうしてもイメージするのが、
アジャストなんですが、
ワタシが学んでいる身体均整法では

(…昔はアジャストしていましたが）

アジャストしなくても
椎骨調整できる方法もあるんです。

この痺れがある友達も
椎骨を観ていくと、
腰椎はもちろん、胸椎もひずみと言うか、
可動性がよくないところがあり、
それらを調整することで、

1回目で足(ウラ)の痺れは10から3くらいに。


これを
「左右差がないから」
と言う自分だけ考えで終わらしてしまうと
改善しうる症状も
改善してあげることができない。

患者さんにとって不利益だし、
やる側にとっても学びがない…


今回はたまたま
ワタシの友達だったので、
こういった気づきを得られましたが、


これが院に来てくれた患者さんだったら、
「左右差がない人＝施術しない」
という風にワタシもなっていたかもしれません。


実は、この友達への施術、
続きがあるんですが、
それはまたの機会に。


施術に対して新しい気づきを
もたらしてくれた友達には感謝です。

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今日はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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