一致してるけど、一致していない「整体知恵袋,com」

こんにちは。
整体知恵袋のたなかひろやすです。
メキシコでジムに通っていたワタシ。
そこで知り合ったのが、
ギジェという男性。
彼は少しだけ日本語ができる。
英語はもちろん、
フランス語
イタリア語も話せるマルチリンガル。
そんなギジェが、
「トレーニング中に聴いてる私のプレイリストだ」
とスマホを見せてくれた。
そこには──
日本のアニメソングがずらり。
ワタシが
「千本桜(和楽器バンド)を知ってる?」
と聞くと、彼はうれしそうにこう答えた。
「千本桜?もちろん知ってるよ。
ブリーチの曲だろ?」
ワタシの知らない千本桜でした(笑)
歌詞も歌手も、まったく別物。
でも、お互い「千本桜」という言葉を使っていた。
なのに、話はちっともかみ合っていなかった。
これ、施術の現場でもよくある話です。
たとえば、
「肩が痛い」と言う患者さん。
その痛いは──
「動かしたときのズキン」なのか?
「重だるい違和感」なのか?
「どこを触っても痛い」なのか?
そもそも「首」か「肩」かの感覚も
曖昧だったりする。
ワタシたちは「肩」と聞いて、
整形外科的に肩関節を想像しがちですが、
患者さんは首の付け根あたりを
指していることも多い。
つまり、同じ言葉を使っていても、
定義がズレていることは本当によくある。
だからこそ、問診だけじゃなく、
施術に入る前の
「動作分析検査」こそ
必須だと感じます。
動かしてもらって、
反応を見て、
はじめてお互いの「千本桜」が一致する。
そんな感覚です。
共通言語がズレたままでは、
いい結果は出せない。
施術も、
異文化コミュニケーションと同じです。
共通言語をすり合わせることが
施術の効果を上げる秘訣だと思いますが、
あなたはどう思いますか?
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今日はここまで。
最後までお読みいただき
ありがとうございました。
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