ヒトは“発酵”してるのかもしれない「整体知恵袋.com」

こんにちは 整体知恵袋のたなかひろやすです。
ここ最近、“気象病”って言葉が やたら語気強めにのさばってきてる。 梅雨の時期に髪がうねる。 台風の前に頭が痛い、 古傷が疼く。 もう“未知のパワー”じゃなくて、 科学で語れる領域に入りつつある。 実際、気象予報士の界隈では ずっと前から話題になってたらしくて、 ワタシもそういう本、昔に買って持ってる …けど、積読(笑) で、最近あらためて調べてたら、 イギリスの論文で 「内耳と気圧の関係」についても出てた。 どうやら ヒトは気圧というものに対して、 そんなに抗体を持ってないらしい。 たとえば 乗り物酔いする人なんかはよく分かると思う。 内耳が揺れに敏感すぎて、 ちょっとのズレで吐き気や頭痛が出る。 となると、 気圧の変化に対応できる身体って、 むしろ特別に鍛えられた身体なのかもしれない。 友人の小柳弐魄先生が、 「耳から迷走神経を刺激して全体を整える」 ってメソッドを紹介していたけど、 正直、見た瞬間に 「うわ、やられた…」と思った。 発想としても、 実際の組み立てとしても、 今のワタシにも、 これからのワタシにも、ちょっと無理。 でも、こういう視点に 気づけるってことがまずすごい。 見えない変化に対して、 ちゃんと“手を伸ばしてる”って感じがする。 で、ここからが本題。 蕎麦やうどんを打つとき、 湿度や気温によって 「寝かし時間」を微調整するでしょ? パンの発酵もそう。 今この空気、 この気温、 この湿度に合わせて 素材を扱う。 これ、 人間の身体にも使えないかな?って、 ずっと思ってる。 その日の気圧・湿度・気温に応じて、 刺激の量や順番を変えるとか、 休ませる時間を長めにとるとか、 逆にちょっと立たせて 身体に自覚させるとか。 でも実際にそれを施術に 落とし込むのは…難しい。 でも、こういう視点は好きだし、 案だけは、けっこう思いつく(笑) 誰か、やってくれないかな。 湿度と体調をマッピングして、 「今日はこういう刺激がベスト」 みたいなことを感覚で分かる施術。 そういえば、鍼灸の世界に 「ノイロメーター」 っていう測定器がある。 経絡の原穴に反応を求め、、 電気抵抗の変化から異常や 偏りをチェックするやつ。 痛みや内界の状態によって、 数値が上がったり下がったりする。 もしかしたら 気圧や湿度、 気温といった外的条件によっても 違う数値を出すのかも知れない。 晴れの日、 雨の日、 台風前。 体の中の「気の流れ」そのものが、 少しずつ変化してるとしたら、、、? 施術側もその揺らぎに寄り添う設計が、 本当は必要なのかもしれない。 天気に振り回されてるだけじゃ、もったいない。 「自然と一緒に整える視点」こそ、 施術の中にもっと活かすべきなのかもしれない。 そんなこと言っても 患者さんからした、 「今、この痛みをなんとかしてくれっ!!」 なんですけどw
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今日はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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