素直さという処方箋「整体知恵袋.com」

こんにちは
整体知恵袋のたなかひろやすです。
「認知症って、
初期ならなんとか回復するんですよ」
そんなふうに話してくれたのは、
介護の現場でずっと働いている患者さん。
いろんな人を見てきた人の言葉は、
やっぱり重みが違う。
「あらぁ、そうなの?
じゃどうしたらいいかね?って、
素直に受け入れられる人はね、
回復するんです。不思議と。
でも
まさかぁ〜
私がなるわけないじゃん(笑)って
笑ってる人はね……」
これを聞いたとき、
ワタシの中ではパチンとスイッチが入った。
ああ、施術でも
まったく同じことがあるな、って。
施術をして、
「ここ、痛かったところですよね」
って伝えたとき、
「あっ、ほんとだ!痛くない!」
って目を丸くして言ってくれる人。
こういう人って、
不思議とその後もどんどん良くなる。
1回でスッキリ、ってこともあるし、
次に来るまでの間がグッと伸びる。
一方で──
「ここ、まだ痛いです」
「そういえば、ここも痛かったんですけど」
「さっきはマシだったけど、今また戻ったかも」
「こういう動きしたら、やっぱりまだ痛いんですよね」
こういう風に「まだ残ってる部分」を
探しに行くタイプの人もいる。
もちろん、それもその人なりの
確認なんだけれど、全体としては、
良くなるのに時間がかかることが多い。
これ、身体がどうこうじゃなくて、
脳と感情のフィルターの問題なんだと思う。
素直さって、実はとても能動的なもの。
「受け入れる」って、
ただの受け身じゃないんです。
変わっていくことを選ぶ姿勢そのもの。
それがある人と、
そうじゃない人とでは、
同じ施術をしても、
まったく違う結果が出ることがある。
だからといって
「素直な人が正解」って
話じゃないんです。
素直って、後からでも育てられるから。
まずは「治りたい」と思うこと。
そして
「よくなってるかも」と思ってみること。
──その“かも”が、変化の第一歩。
きっと脳が、
「その気になってくれた」
そのことに、体がついてくる。
それが、ワタシが日々、
現場で見ている“小さな奇跡”です。
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今日はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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