こんにちは 整体知恵袋のたなかひろやすです。 毎年、正月になると 必ず流れてくるニュースがあります。 「餅を喉に詰まらせて緊急搬送」 もう何十年も言われ続けているのに、 えらい国民的習慣になっている。 「気をつけてください」 「小さく切りましょう」 毎年呼びかけられる。 でも毎年、誰かが詰まらせる。 これってすごい。 餅そのものより、人間のほうがすごい。 なぜ、毎年同じことが繰り返されるのか? 心理学的に説明しようと思えば、 「正常性バイアス」だの 「自分は大丈夫だと思いたい心理」だの いろいろ語れるんですが── 一番の理由はシンプルで、 「あれ、去年どうしてたっけ?」 を 人は忘れるから。 去年どんな大きさで食べていたか? いつ噛むのをやめたか? どのタイミングで飲み込んだか? そもそも覚えていない。 そして正月独特の空気。 おせち、 テレビ、 親戚、 だらけた姿勢。 何もかもが「油断せい」と言ってくる。 問題は、食べる側が 毎年“新規ユーザー化する”ところ 餅は毎年同じ餅。 伸びて、 粘って、 噛みにくい。 変わらないのに、 人間側が毎年 「初めて食べる勢い」 で挑んでくる。 去年の失敗を アップデートしないまま正月を迎える。 つまり、餅に関しては“毎年初心者”。 整体業界で言えば、 毎年 「これ腰痛かも」 と言いながら、 去年の姿勢のクセを 忘れている患者さんと同じ。 餅は悪くない。 人が毎年忘れるだけ。 たぶん“餅は喉に詰まる”という情報より、 “餅はうまい”が勝つ 危険性より美味しさが勝つと、 人間は大体負けます。 ・油で跳ねると分かっていても唐揚げは食べる ・お腹壊すと分かっていても辛いものを食べる ・腰痛になると分かっていてもソファで寝落ちする ・朝つらいと分かっていても夜更かしする 全部同じ構造。 「リスク」より 「快楽」が勝つと、人は行く。 餅は正月の象徴。 味と雰囲気と習慣が すべて人間側を押し切る。 整体師の視点から見ると… 餅って、ちょっと面白い存在。 噛まないから顎が動かない。 飲み込むから嚥下反射が忙しくなる。 姿勢が悪いと喉の通りも悪くなる。 緊張した喉は固まりやすい。 “詰まる条件” が揃いすぎている。 そしてこれは身体でも同じで、 痛みが出る条件というのは、 だいたい揃っている。 …なのに人は毎年忘れる。 痛くなったときだけ思い出す。 喉に詰まったときだけ学ぶ。 人間ってそういうもの。 結論: 餅が喉に詰まるのは、 餅が悪いんじゃなくて、 人が毎年 「去年の自分を忘れる」から。 でも、そんな人間らしさが なんとも愛しくて、 なんとも危なっかしい。 今年もみなさん、 どうか無事に餅を乗り切ってください。 (ワタシは焼き海苔で巻いて食べます。 喉にへばりつく危険性は増します)
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今日はここまで。
最後までお読みいただき
ありがとうございました。
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