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最初に灯した火より、あとから燃やした火が記憶に残る「整体知恵袋.com」

Posted on 2026年1月17日 by 田中博康

こんにちは
整体知恵袋のたなかひろやすです。

施術の世界には、
あとから広まった概念のほうが
有名になっていく現象が多い。


歴史を調べるほど、
それははっきり見えてくる。
その代表例が
関節のあそび(Joint Play)


日本でこの言葉を最も広めたのは、
おそらく AKA博田法

「関節は動かすだけでなく、
微細な副運動を持つ」

という考え方を
一般施術家レベルまで
浸透させた功績は大きい。


しかし、概念として正確に整理し、
“副運動”という枠組みを与えたのは
カルテンボーンと理学療法士


さらに、そのカルテンボーンより前、
臨床の中でいち早く

「関節は可動域とは別に、
小さく・独立した“遊び”を持つ」

と見抜いていたのがメンネル医者です。


順番に並べれば、

メンネル
 ↓
カルテンボーン
 ↓
AKA博田法

となります。


これをみたもわかると思いますが、
ところが現代で広く知られているのは、
どうしても最後に広めた側になる。


1番目が消えていくのはよくあること。


これは誰が優れていた、
どれが正しいという話ではなく、

ただ単に 「広がった順番」 が
記憶をつくる、というだけ。



メンネルの洞察がなければ、
カルテンボーンの体系化は生まれず、

カルテンボーンの整理がなければ、
AKA博田法の普及も成立しなかった。


技術はいつも静かな1番目から始まり、
そこに2番目、3番目が名前をつけ、
やがて世の中に届いていく。


最初の火は、
たいてい目立たない。

でも、その小さな火がなければ
後から来る大きな炎は存在できない。

った感じですね。



関節のあそびは、
ただの専門用語ではなく、
臨床において身体を理解するための
“鍵” のようなもの。


可動域は正常なのに痛い。
動かせるのに、どこかぎこちない。
力が入るのに、重さだけ抜けない。


こうした現象の多くは、
関節本来の「遊び」が失われている。


手を添え、
微細な動きを拾いながら、
その遊びがふっと戻った瞬間、
動き全体が嘘みたいに軽くなる。


その体験を重ねるほど、

「あぁ、最初に気づいた人は、
とてつもなく鋭かったのだな」

と感じるわけです。



関節のあそびに限らず、
いま普及している技術の背後には
必ず“気づいた人”がいる。


その名前が残らなくても、
派手さがなくても、
静かに真実を見抜いた人がいて、
そこに後世の技術が積み上がってきた。


技術の進化は、
目立つところから始まることはない。

いつも静かで、見えにくい
最初のひらめきから動き出している。


その事実を知っているだけで、
臨床で触れる関節の一つひとつが、
少しだけ豊かに見えてくると思いますが
あなたはどう思いますか?

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
今日はここまで。
最後までお読みいただき
ありがとうございました。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

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