膝の痛みについて知っておいてほしいこと「整体知恵袋.com」
整体知恵袋の田中です。
今日は「膝の痛み」をテーマに
お話させていただきます。
今日の内容を知ることで、
患者さんが「膝が痛くて」来院された時、
何を基準にして問診をしていけばいいのか?
そして、問診の結果、
長引きそうな膝の痛み、
そうではない膝の痛みの区別が
つくようになり、患者さんへの
施術計画が説明しやすくなります。
私はこれまで、
膝の痛みの患者さんに対して、一番に
「正坐ができるか/できないか」と
聞いていたんですが、よくよく思ったら、
生活様式が変わってきて
正坐をする機会が少なくなってきているから、
そもそも正坐なんかしなくても、
生活上、困らないんじゃないか?と
思うようになってきました。
また、
この「正坐ができる/できない」を
聞くのはもちろん、大切なことですが、
これって、患者さんに対して、
普段しない動作をしてもらい、
痛いのか/痛くないのかを
聞いているんじゃない?
ということにことに気がつきました。
さらに、
「正坐ができる/できない」を聞くことで、
自ら施術の達成レベルを
上げていたことにも気付いたんです。
なぜ、そんな考えになったのかと言うと、
私が思う膝の痛みのレベルとして…
歩行時痛
踏み込み時
階段上る
階段降りる
しゃがむ
正坐する
と言うような感じで痛みのレベル、
症状改善の時間がかかるんです。
なので、
タナカヒザイタミスケールの中では、
正坐は(ほぼ)10点
いきなりマックスなんです。
その前段階として、
踏み込みと痛いのか?とか、
階段の昇降はどうなのか?を聞いて
患者さんができることを増やしたほうが
少しずつ回復していくので、
患者さん満足度も高いんですw
まぁ、正坐ができるようになれば、
前段階の痛みはほぼ良くなるんですがね…
でも、まずは患者さんに
「今の自分の痛みはどうなのか?」を
理解してもらうためにも、前述した順番で
患者さんに聞いてみるといいですよ。
追伸:
最近、気付いたことで、
膝の痛み、昔は「曲がらない」視点だったけど、
実は、曲がらないの前に「伸びない」があり、
伸びないようになってきたら、
膝の危険信号ということを覚えておいてください。
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今日はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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