仙腸関節調整だけが全てではない「整体知恵袋.com」
こんにちは。
整体知恵袋の田中です。
結論から言うと
腰痛は仙腸関節だけではない、ということ。
もちろん、仙腸関節の調整が出来れば、
それに越したことはないですが、
それだけではよくない、
そんな話をしたいと思います。
元々、私は仙腸関節使いではなく、
身体均整法というものを勉強してきました。
この、身体均整法。
大きな柱として
『12種体型』
というものがあります。
ざっくり言うと、
文字通り、体を12種類に分けるんですが、
前に行きやすいタイプは1種。
後ろに行きやすいタイプは2種。
左に行きやすいタイプは3種。
右に行きやすいタイプは4種…。
と言うように、
姿勢が及ぼす動きと特異性が
法則化されているんです。
なので、
反らしにくい腰痛なら1種
前に行きにくい腰痛なら2種
となるわけです。
そして、
1種は頸椎4番、胸椎5番、腰椎1番
2種なら胸椎1番、胸椎9番、腰椎5番
と言う感じで各姿勢に
運動の支点となる椎骨が決まっています。
だから、
反らしにくい1種なら、
C4、D5、L1を調整。
前に行きにくい2種なら、
D1、D9、L5を調整。
と言うように患者さんの動き、
出来ない、できる動きを診れば、
瞬時にどこを触ればいいのか?が
分かるんです。便利でしょ。
もちろん、
これだけですべて解消。
と言うわけには行きませんが、
ここ1ヶ月くらい、実験も兼ねて、
腰痛の患者さんに仙腸関節調整をせず、
12種体型の調整をしてきました。
すると、
これまで私レベルの仙腸関節調整では
取り切れなかった立位の体幹の左右屈、
回旋の動きが思っている以上に取れる、
ということが分かり、
さらには、膝の痛みとか、
首の回旋制限なんかも
改善することが多い、
と言うことに気づきました。
もちろん、仙腸関節も大事なんだけれど、
色んなアプローチ法を知っていると、
応用が効いて、救える患者さんが増える、ということ。
ぶっちゃけ、患者さんからしたら、
仙腸関節だろうが、
身体均整法だろうが、
筋膜リリースだろうが、
「よくなればいい」
ので、あまり自分の実験に
ハマりすぎないように気をつけますw
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今日はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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