その動き、今の生活に必要ですか?「整体知恵袋.com」
こんにちは。
整体知恵袋の田中です。
先生はこんなことを
患者さんから聞かされませんか?
「膝が痛くて正座ができない」
「昔は後ろで手が繋げたけど、今は繋げない」
「前に曲げた時、手が床に着かなくなった」
などなど。
施術前に問診をしていると、
色んな【過去】の話をされます。
個人的な見解ですが、
痛みは可動制限を生み出します。
なので、痛みがある段階で、
昔できた動きは今はできない(ハズ)んです。
できない動きを改善に導くのが
私たちの使命でもあります。
でも、ちょっと待ってください。
患者さんが訴えるその【過去】の話。
その動きって、今の患者さんの生活に
果たして必要な動きなんでしょうか?
直接、
「その動きは今の生活に必要不可欠ですか?」
と聞くこともできますが、なかなか鉄の心がないと
聞けないと思うので、
問診時に【過去】の話をされたら、
「その前に、今、生活しているうえで
困る痛みはなんですか?」と聞いてみましょう。
すると、
膝なら、階段の昇り(降り)が痛い、
腰なら、靴下をはく時、足が挙がらない、
顔を洗う時、腰を曲げると痛い、
など、本来の主訴を言ってくれます。
もちろん、こちらから聞くことも大事ですが、
場合によっては誘導尋問みたいになってしまうので、
できれば、患者さんから話してもらうことで、
自分の今の位置を確認してもらいましょう。
できた自慢はもういいです。
いま、何ができないのか?
よくなった何がしたいのか?
ここが大事。
これまで出来ていた動きをよくするのも大事。
元のいい状態にしてあげたい気持ちも分かります。
ですが、
患者さんにとってその
「昔できた当たり前の動き」は
今の生活に本当に必要なんでしょうか?
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今日はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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