【実例】手首の痛み「整体知恵袋.com」
こんにちは。
整体知恵袋の田中です。
今日は
「痛い動きばかり追うな」というテーマで
実例を踏まえて、施術での気付きを
シェアしたいと思います。
患者さんは、
ゴルフで左手首を痛めた40代後半の男性。
手首でも小指側が痛く、手をつくと痛い。
座った姿勢から、立とうとするして、
肩を伸展して手をつこうとすると、
体幹に近い位置ではつけるけれど
(それでも痛い)
臀部の方、臀部より後ろに
手をつくと痛みが増す、とのこと。
背屈がやりにくいと考えれば、手根骨か?
手首の小指側が痛いとなれば、D4か?
中手骨間の硬さは?
回内回外の動きは?
肘の屈曲伸展は?
橈屈、尺屈は?
橈骨頭は?
… …
色々考えてマッチするものを探した結果、
一番、結果が出たのは、上腕内側(上腕筋)への
アプローチでした。
この患者さんは、
初めにも言ったように
【ゴルフで】手首を痛めました。
なので、
「手つくと痛い」というのは、
二次的な動きの痛みであり、
痛めた直接的な原因はありません。
手首の調整中に、
「スイングで振り切った後が痛いから
今は練習していない」とポロっと言った
ヒトコトで気づかされました。
ーそうだった。
〇〇さんは、手をついて
痛めたんじゃないんだった。
ゴルフのスイングで痛めたんだった。
そこで、私は、
患者さんにスイングをしてもらいました。
スイングを見守る中、
スイング中、スイング後に
違和感を覚えた場所がありました。
それが上腕。
なので、上腕を探り、緊張がある所を
緩めて、再度、スイングしてもらうと、
手首に響きません。
手をついてもらっても、
若干の残りはありましたが、
手首周りへにアプローチした時より、
症状が改善していました。
まとめます。
痛みを訴えている時、
「どんな動きで痛いのか?」
を聞くのも大事ですが、
「何をしていて痛めたのか?」
「どんな動きで痛めたのか?」
をきちんと聞くことが大事だと
改めて感じました。
そして、
自分でその動きをしてみる。
これをすることで、
体のどこに張力が掛かって、
どこに負荷が掛かっているのか?が分かり、
アプローチ部位がより的確になります。
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今日はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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☆☆追伸☆☆
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