昔の本だからってバカにするなよ?「整体知恵袋.com」
こんにちは。 整体知恵袋の田中です。 今日は、 何が目的なのか?を考えるだけで 得るものが違ってくる、 そんな話をシェアしたいと思います。 先日、初版が1950年(昭和25年)の 解剖学の本を買いました。 改訂を繰り返していますが、 初版が1950年には変わりはありません。 この本、どうやら今、出ている 多くの解剖学の本の元になっているみたい。 実際に読んでみると、 私が持っている解剖学の本には 載っていないことが書いてあったりして、 読んでいるとワクワクが止まりません。 筋膜の話が載っていたのは びっくりしましたし、初版の編集者筆頭が 森於菟なんです。時代を感じます。 この解剖学の本を読んだ 仙腸関節大好きな院長。 昼休みに一言。 「この本にも仙腸関節はほとんど動かないって 書いてあるな😩だから、いつまでも経っても 進歩がないんだよな」 とぶつくさ… うん。確かにそう書いています。 実は、院長が目を通す前に、 私はそのページは既読済み。 なんですが… 次のページに書いてあった 骨盤周りの靭帯で新しい発見があり、 私はそれに感動。 それだけでも、この本を買った甲斐が あったようなもんです。 でも院長は 「仙腸関節は滑膜性の関節で ほとんど動かない」の文言しか見ていない。
同じ本でも、目的が違うとこうなります。 施術でも同じですね。 その筋肉、その関節、なんでそこをやるのか? どこに効かせるのか? どんな結果(反応)を 生ませる(起こさせる)ためにしているのか? などを考えないと、 電動マッサージ椅子の刺激と なんら変わりません。 本を読むときも、施術の時も、 目的意識を持ってやって行きましょう。
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今日はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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