腹筋で腰痛予防はウソ「整体知恵袋.com」
こんにちは。 整体知恵袋の田中です。 今日は 「腹筋で腰痛予防はウソ」 をテーマにお話させていただきます。 腰痛で来られて、調整をして、 それなりに改善するけれど、 しばらくするとまた 「腰が痛い…」 なんて患者さんいませんか? そんな患者さんに限って、 「腹筋とかしてるんだけどね」 なんて言ったりします。 腹筋なんかしても 一向に腰痛はよくなりません。 むしろ、悪化します。 そんな同じような場所に腰痛を 繰り返す場合の原因が分かりました。 その原因は… 腸腰筋です。 「は?当たり前じゃね?」 と思われましたか? そうです。そうです。 腰痛に関しては王道すぎる筋肉です。 じゃ、なんで腸腰筋なんだろうか? と思ったことはありますか? もし、「本で読んだ」 「前にいた院の院長が言っていた」 と言うようであれば、 今日のブログは見逃し厳禁です。 腰痛は腸腰筋!! と言うことで、患者さんに 「股関節を屈曲する筋肉で~」 とか、 「腸腰筋はインナーマッスルで~」 とか そんなクソみたいな説明してませんよね? いらっしゃらないとは思いますが、 トリガーポイントの観点から その理由をシェアしたいと思います。 なぜ、腸腰筋が腰痛の原因、 しかも長く続く腰痛の原因なのか? ✔シットアップと言われる上体起こしは 最後の60°の間に腸腰筋に強い刺激が加わる。 そして、 ✔起き上がりの最初の30°以降にも 腸腰筋に強い刺激が入る。 さらに恐ろしいことに、 ✔シットアップのような、 反復的な力強い集中的収縮による 大腰筋の過負荷は トリガーポイントを永続化させる。 どうでしょうか? 患者さんが「腹筋」と言っているものは ほとんどがシットアップのことが多く、 これらの理由から、 腹筋をしているつもりが、 実は、シットアップをしこたま反復していて、 作らなくてもいいトリガーポイントを 自分で作っているんです。 「学生のころ、部活で ゴリゴリ腹筋をしていた」という患者さんで なかなか腰痛がよくならないというのであれば、 仙腸関節や腰椎の調整の前に、 腸腰筋のトリガーポイントを 消す、解く、緩めることをお勧めします。
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今日はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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