足の長さについて「整体知恵袋.com」
こんにちは。 整体知恵袋の田中です。
先生は【脚長差】って気にしていますか? 私はあまり気にしない派なんですが、 とある文献によると、 「短下肢を無視して施術することは、 便秘の患者に食事療法を無視して 便秘治療を行うのと同じくらい愚かなこと」 のようです。 また、 「下肢長差は正常の人よりも、 腰痛患者に2倍以上認められる」 ということも書かれています。
私の認識の中では、 足が短い側というのは 骨盤が後方変位していることが多い、
と言う感じくらいだったんですが、 なかなか症状が改善しない時、 脚長差を整えると、 症状が改善することもあるので、 あながちスルーすることができないのかな、と。 そこで、先日読んだ本、数冊に 短下肢の話がちょい出ていて なかなか面白かったので、 自分のアウトプットをかねて シェアしたいと思います。 結論から言うと、 短下肢があると短い側の腰筋、 特に腰方形筋に負担がかかる。 観察点として、左短下肢を例に取ると… ✓左臀溝(坐骨の部分。経穴で言う承扶)が低い。 ✓左上後腸骨棘上の窪みが右より低い。 ✓左腸骨稜が右より低い。 ✓左のウエストのくびれが減る。 ✓立位の於いて、前屈すると左臀部が右より低い。 ✓骨盤が傾き、短い側の肩が下がりる。 また、トリガーポイントが 形成されていなければ脚長差が 左右で1.3㎝の差があっても 生涯無症状で過ごすことが可能。 だが、一度何かしらの理由で トリガーポイントが出来ると わずか0.5㎝の差であっても症状は出てくる。 この時トリガーポイントが出やすいのが 前述した腰方形筋。 短下肢を矯正しないで放置しておくと、 慢性腰痛になるだけではなく、 同側の頸部の筋肉にも負担がかかり、 新たにトリガーポイントが形成され、 頸部痛や頭痛を発生させることになる。 観察点はもちろん、 放置しておくことの問題があれば、 脚長差を診ない訳には行かないですね(笑) 均整法でも短下肢の話はあるのですが、 上記の考え方とは違った側面で 説かれているので、 これはこれでまた機会が あればまた紹介したいと思います。
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