歪みは全部悪なのか?「整体知恵袋.com」
こんにちは。 整体知恵袋の田中です。 今日は 「歪みは全部、悪なのか?」を テーマにお話させていただきます。 結論から言うと、 歪みは全部、悪ではありません。 その理由を 身体均整法、操体法、 二つの手技の巨匠からの言葉で 紹介したいと思います。 身体均整法の亀井師範は 骨格の歪みについて、 こんなことを遺しています。 「椎骨の変位は… 椎骨自体の原因で ちょっと狂うことがあるが稀で、 多くは他の側の衝動で椎骨が受動的に 変位してカバーする作用が椎骨にはある。 (中略) 自分で移動することにより、 安定を図ろうとする」 また、操体法の三浦寛先生は その著書の中で、 【ない方がいい歪み】と 【あった方がいい歪み】について 書き記しています。 【ない方がいい歪み】 皮膚表面にバーンと突っ張って硬く、 さまざまなしこりとなっている。 軽く押しただけでもくすぐったかったり、 痛かったりで押した行為から逃げるように 体を動かす人が多い。 強く押すと飛び上がるほど痛い歪みがある 【あった方が歪み】 皮膚表面は柔らかすぎるような感じで 奥深くにしこりがゴロっと へばりついているような感じ。 軽く押すと気持ちいい人が多く、 強く押すと痛がる。 押す行為から逃げるように 体を動かす人は少ない。 なかなかこれを施術のなかで 見極めて行くのは難しいですよね… 参考までに、ワタシの経験上、 歪みを調整したのに、 痛みが増した 動きの範囲が狭くなった 違うところに痛みが出た みたいな場合、 あった方がいい歪みを 調整した感じです。 (今はほとんどありませんが)
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