「ここが痛い」に騙されるな!!「整体知恵袋.com」
こんにちは。
整体知恵袋のたなかひろやすです。
今日は
「患者さんの言っていることを鵜吞みにするな」
をテーマにお話させていただきます。
月一でメンテナンスに来てくれている方。
「首が動かなくなった」
と言うことで、
予約日より前に来られました。
姿を見ると…あらら。
右肩はガクンと下がり、
首は右に傾き、顔は少し左の方に向け、
顎が前に出て、下部頸椎が凸になっていました。
こ、これは…(;゚Д゚)💦
この方、去年の秋も
同じような痛みに襲われているんです。
前回は都合4回ほどでよくなりました。
(ほとんど院長が見たんですが)
今回は予約のタイミングもあり、
ワタシがみることに。
予習をしておいたこともあり、
迷わず手が動きました。
どんなことをしのか?
先生の院にもこう言った症状の人が
来ないこともないと思いますので、
シェアしたいと思います。
本人は
「左(の首)が痛い」と
言っていましたが、
これは、騙し討ちです。
右の乳突筋の過緊張により、
左の乳突筋が
引き伸ばされすぎているので、
左が痛い。
なので、
右の乳突筋を緩める。
これだけでも左に向くのが楽になりました。
身体均整法古典によると、
こう言った場合、
「大腸、小腸に影響し~」とあるので、
小腸の反応が出る、
R8,9,10を見ると痛い。
次いで
同じ胸椎の肋横関節も見ると、
やはり硬いので緩める。
これで、乳突筋が半分くらいゆるみ、
左に向いたときの痛みがさらに減少。
左の僧帽筋に残る感じなので、
古典に則り、
僧帽筋が影響を受ける枢軸関節を
緩めることで、左旋も解消。
患者さんがしんどくて
痛い場所をとにかく訴え、触ってほしい!!
という気持ちは分かるんですが、
そこが原因じゃなかったら、
やっていることは全く意味がありません。
話を聞くことも大事ですが、
そこに惑わされないように
アプローチしていきましょう。
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今日はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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