その場所に固執するな「整体知恵袋.com」
こんにちは。
整体知恵袋のたなかひろやすです。
今日は
「その場所に固執するな」をテーマに
お話させていただきます。
先日のこと。
『掃除機をかけていて肘を痛めた』
という患者さん。
この方、今までは大体、
腰痛なんですが、今回は初の肘。
院長(おじい)が前回、診たんですが、
あまり芳しくない感じ。
患者さんは、しきりに肘をさすりながら、
「肘って使わない訳にはいかないじゃないですか~…」
と、なんだか申し訳なさそう。
1キロのダンベルを持ってもらい、
色々動かしてもらう。
ある動きで肘(外側上顆)辺りに痛み走る。
「よし。これだな」とおじい。
肘周りをこねこね。
関節調整。
EMSを当てながら、筋肉を緩める…
背中を緩める。
仙腸関節を診る。
残念ながら、どれも善哉の声を聞くことはなく
「う~ん…」と。
なんとかゴリ押し?で施術を終えた後、
席を外したスキにワタシが
気になっていた場所を調整をしてみました。
すると、
「あ… さっきより、肘に来ない。痛みが少ない」
と嬉しい声。
この場所、肘関節ではないところ。
おじいが得意な領域ではない
“ある筋肉”
に対してのアプローチでした。
だからと言って、
ワタシがおじいより
優れた調整技術を持っているとか、
患者さんに“ドヤ顔した”とか
そんな低レベルな話をしたいんじゃないんです。
それは、今日のテーマでもある、
「その場所に固執するな」
ということ。
患者さんは自分に
「よくなるスイッチ」がある…
という事に気づいていません。
さらにそれが、
主訴の部分なのか、
はたまた、
それをかばって、
他にひずみが来て(一周回って)、
主訴に悪さをしているのか?
そんなこと、患者さんから
「知ったことない」です。
でも、痛みの原因場所は
患者さんが持っていることは間違いない。
そして、それを見つけるのはワタシたち。
同じ場所を調整しても、
症状改善しないのなら、
違う場所を施術することも必要です。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ 今日はここまで。 最後までお読みいただき ありがとうございました。 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ 【整体知恵袋メルマガ登録はこちらから】 姓 名 メールアドレス