腰痛時の仙骨と腰椎について「整体知恵袋.com」
こんにちは。
整体知恵袋のたなかひろやすです。
腰痛について。
ウチは腰痛の新規の患者さんが来られたら、
まずは仙腸関節。
おじい(院長)は、なにがあっても仙腸関節。
とりあえず仙腸関節。
それで改善しちゃう人は改善しちゃう
(ワタシは違いますが)
でも、仙腸関節だけやって
よくなる人もいれば
あまり変化がない、
改善まで時間がかかる人もいる。
これはあくまで、ウチの話なので、
他の仙腸関節調整をしている先生が
同じかというと、話は別です。
これは理由として、
痛めて放置していた期間が長かったり、
あちこち行って、こじらせてしまっている、そんな感じ。
これだと、誰でも言えることなので、
ワタシなりの見解を。
同じ仙腸関節調整をしても
なんでそんな差が出るのか?
ワタシなりに考えてみたんですが、
一つは腰椎の問題。
伝説の理学療法士カルテンボーンや
トリガーポイント提唱者のトラベル先生は、
【腰痛はまず、腰椎調整。
それから仙腸関節(SI)調整をすべきだ】
と言っています。
これ、あながち間違いじゃなく、
本当にそう思いますw
ワタシは仙腸関節より、まず、腰椎調整派なんですが、
腰椎調整をすると腰の痛みがよくなることが多い。
仙腸関節を調整しなくても、
よくなることも多々あります。
でも、問題があって、
腰椎の変位を的確に見つけ、
調整をするというのが難しい。
2つ目は、仙骨の回旋変位。
仙腸関節調整はうなずき運動、
上方すべり、下方すべりの動きを
つけることが重要視されています。
すべり調整の前に離開があるんですが、
これは、仙骨がきちんといい位置にあれば、
離開さえしっかりできれば、
上方、下方すべりは難なくできるようになります。
ですが、やっかいなのは…
仙骨の回旋、というかねじれ。
離開がちょっと固いな…と感じた時、
その側の仙腸はねじれていることが多い、
というのがワタシの感覚。
しかも、後方(天井側)ではなく、
下方(腹側)にねじれてることがほとんど。
これでは、
上方も下方もうまいこと滑るわけがありません。
この仙骨のねじれの話をおじい(院長)にすると、
「全くわからないし、気にしたことがない」と
一蹴されてしまうんですが、
逆に25年も仙腸関節調整してきて、
それが分からないのか…と思います。
もし、先生が腰痛の患者さんに対して、
手を焼いてしまうようなら、
腰椎の変位、動き、
仙骨のねじれ
に着目してみると、
道が開けるかも知れません。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◇◆◇ 今日はここまで。 最後までお読みいただきありがとうございました。 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ 【整体知恵袋メルマガ登録はこちらから】 姓 名 メールアドレス