踵の痛みは本当に踵の痛みなのか?「整体知恵袋.com」
こんにちは。
整体知恵袋のたなかひろやすです。
今日は「視点の違い」をテーマに
お話ししたいと思います。
今日の内容を知ることで
ちょっと視点を変えるだけで、
物事が変わる、そんなことを知ることができます。
先日、
「踵が痛い。着くと痛いし、
こうやっても(内反)こうやっても(外反)痛い」
という方が来られました。
元々、反対側の膝が痛いこともあり、
その影響かな?と思いましたが、
どうやら、そうでもなさそう。
踵の痛みと聞いて、
思い浮かぶ操法をいくつかやってみました。
もちろん、足関節周りです。
で、
多少の残りはあるけれど、
「内外反しても、着いても痛くない」
ということなので、その日は終了。
翌週の予約を取って帰られました。
そして、翌週。
話を再度、聞くと「踵がやっぱり痛い」と。
それでも、
外反は大丈夫で、内反と硬い床を歩くと痛い、
前回と同じように足関節周りの関節調整だと
改善しないと判断したワタシが
パッと閃いたことがありました。
それは、
【踵が痛いんじゃない。
アキレス腱が緊張しているんだ】
だと。
実際、アキレス腱を触ると、痛い側の方が硬い。
そうとなれば、アプローチの仕方も変わってきます。
純粋なアキレス腱の調整ではないんですが、
それを応用したもの。
調整する場所はD9とD11
案の定と言うか、思った通りと言うか、
そう言う意識で触ったからか、反応が。
この2点でほぼほぼよくなり、
残りは小趾球(D9、D11は副腎なので)
固い床を歩いてもらっても
内反しても大丈夫になりました。
これを前回と同じで「踵の痛み」として捉え、
足関節調整していても、
「まだ痛い、まだ痛い」と言われ、
いたずらに時間が過ぎ、
主訴の膝痛まで診れなかったと思います。
「踵の痛み」を近接部位の
「アキレス腱の痛み」と視点を変えることで、
前回とは違う新しい場所に
アプローチするこができ、結果、症状も改善。
ちょっと視点を変えて
アプローチする場所を変えるだけで、
症状がよくなることもある、
そんなお話でした。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◇◆◇ 今日はここまで。 最後までお読みいただきありがとうございました。 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ 【整体知恵袋メルマガ登録はこちらから】 姓 名 メールアドレス