呼吸、意識してる?「整体知恵袋.com」
こんにちは。
整体知恵袋のたなかひろやすです。
呼吸を意識して施術していますか?
もちろん、患者さんの呼吸です。
前から読みたくても
なかなか読むことができていなかった
古い資料を読み込んでいます。
そこに興味深いことが書いてありました。
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相手が息を吸っている時、押えること。
吐いているときに押えることと。
吸い切ったところへ押えること。
吐ききったところを押えること。
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これは、押え方、とうか、
整圧の仕方について書かれたものなんですが、
興味深いですねぇ。
呼気と吸気の違いで体は変化します。
ワタシが学び続けている身体均整法でも
呼吸を重要視していて、
昭和32年に発行された「類別克服法」内に
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筋肉の緊張(硬化)、神経の興奮を
克復するためには吸気の終点。
即ち、抵抗させて操作を加える。
吸気の終点、抵抗の極点に達した刹那に
操作の力をフッと抜く。
筋肉の弛緩、神経を
鼓舞する必要がある場合は、呼気の終点。
即ち、体の弛緩時に高速度的操作を加える。
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と書かれています。
特殊操法の冒頭にも、
均整法は手技ではない。
呼吸の技術だ。
と書いてあります。
呼吸に合わせた刺戟というのが
実はかなり難しく、
こちらが誘導するものではなく、
患者さんの自然の呼吸に合わせて
刺戟を入れるんです。
本当はアジャストも
鼓舞するのか?
抑制するのか?
を患部を触って、確認してから、
行わないといけないものなんですが、
どうしても、
そのアクションに目が奪われてしまい、
“単に捻じるだけ”ということに
なってしまっているというのが現状…
「呼吸を意識する」
というのは、施術をしていく上で、
施術効果を高めるという意味でも、
とても必要なことだと思います。
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