マンモス博物館と踵の痛み「整体知恵袋.com」

こんにちは。 整体知恵袋のたなかひろやすです。 先日、マンモス博物館に行ってきました。 メキシコシティの北部郊外から マンモスの骨が500頭分くらい出てきたと。 人骨も出てきたんですが、 どうやらアメリカ人系の骨格とのこと。 歴史的なことはワタシの範疇ではないので、 マンモス博物館に行って マンモスの骨格模型を、見て、 感じたことをシェアしたいと思います。 大きな体を支える必要がある前足、 後ろ足の骨格を観て、 ちゃんと足根骨もあるし、 種子骨もある。 前足の、人間で言う橈骨も 人間のそれよりしっかり撓んでいて、 まさに“橈骨”という感じでした。 この“たわみ”がマンモスが歩く時、 どう機能していたのか? どんな微細な動きをして、 どう前足に影響を与えていたのか? なんて思いながら まじまじと色んな角度から 骨格を見てしまいました。 マンモスも足の骨格を見た後、 ワタシの足のことを考えました。 と、言うのも、 長く歩くと 左の踵(足裏)が痛くなるんです。 小休止して、再度、歩きだすと、 踵が着けないくらい痛い、というか、 裏が伸びてこない感じ。 そこで、ワタシはピンときました。 足部って27個の骨で構成されているので、 この骨、全部は無理ですが、 動きを意識して歩く、 具体的には、 踵で着いて、 土踏まずを通り、 大趾で跳ね上げる、 要は、“しなり”を意識して歩く。 ベタベタと歩かない。 これをするだけでも、 踵の痛みがだいぶ減りました。 長く歩いてもほぼ問題ない。 「(長く)歩いていると踵が痛くなる」 なんて人がいますが、 足部の関節の動きがよくないのかな、と。 思い返してみると、 前に踵が痛いと言っておられた人は、 膝の具合もよくなった。 踵が痛い側の中足骨も詰まっていて、 距腿関節も動きがよくなかった。 歩くって毎日必要な動きなので、 そこは本人にも前述したような “しなる” 動きを意識して歩くようにしてもらうことで、 足部、踵の痛みなどは 解消してくるのではないかと。 もし、あなたの院に 「歩いていると踵が痛くなる」 と訴える方が来られたら… ・歩き方のチェック。 ・中足骨の詰まり、 ・距腿関節の動き、 ・リスフラン関節、 ・ショパール関節、 ・膝関節 を注意してみてください。 そして、 足部は27個の骨が関与している事実を 患者さんにも知ってもらうこと。 今日の話が 臨床のヒントになることを願っています。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
今日はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございました。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
【整体知恵袋メルマガ登録はこちらから】
姓
名
メールアドレス