まだまだだなって、思わされた夜「整体知恵袋.com」

こんにちは
整体知恵袋のたなかひろやすです。
長いこと、心のどこかで思ってたんです。
「あの時の勉強会のビデオ、また観たいなあ」
「もう観られることはないんだろうなあ」って。
平成のはじめ──
今から30年以上前に行われていた
均整法の勉強会。
そのビデオが、
最近になってデジタル化され、
ついに観られるようになったんです。
それを目にした時、
胸が熱くなりました。
なにせ、当時のワタシはまだ小学生。
均整法の「き」の字も知らなかった頃です。
でも今こうして、
その勉強会の“空気”を
映像で観る立場になっている──
なんとも言えない気持ちでした。
再生する前から、
なんだか胸がざわついて、
「これはただの映像じゃないぞ…」
という予感がありました。
そして、1回目を観はじめた瞬間──
…うわ、すごい。やばい。なんだこれ。
気づいたら、ノートを探して、ペンを持って、
一時停止、メモ、巻き戻し、また一時停止…。
なかなか先に進めない。興奮しすぎて(笑)
自分の“疑問だった場所”を
ピンポイントで刺してくる講義内容。
講義の中で語られる言葉ひとつひとつに、
これまでの疑問がスッとほどけていったり、
「そういうことだったのか…!」と、
新しいつながりが生まれていったり。
ニヤニヤが止まりませんでした。
さすがにキャリア25年を超えてくると、
「もう大体のことは知ってるでしょ」と
言われることもあります。
でも、実際は──
まだまだ知らないことだらけです。
この2年で、あらためてこう決めました。
「もっとちゃんと均整法を学ぼう」と。
夜行バスで千葉から京都に毎月通って、
ワタシが敬愛する先生のもとへ足を運んだり、
均整法と関わりの深い
野口整体の古い資料を読み漁ったり。
そういう中でも、
確かに新しい発見はたくさんありました。
でも今回の映像は、“次元が違う”
なにせ、
均整法創始者に師事され、
共に均整法の黎明期を
支えてこらた先生の講義です。
書籍には書かれていない、
でも確かに“土台”として
受け継がれている考え方や感覚。
その空気、温度、間合いのようなものが、
映像越しにこちらへ届いてくる。
技術だけじゃない。
考え方も、観察の目も、
まるで“見えない背骨”のように、
自分の中を通っていく感覚でした。
こういう瞬間があるから、
ワタシはこの仕事を
続けていられるんだと思います。
いつまでたっても、
勉強(自己研鑽)は怠ってはいけない。
それは、自分のためでもあります。
でも何より、ワタシのことを頼りに、
信じて来てくれている患者さんのために。
背筋がスッと伸びるような、そんな夜でした。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
今日はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございました。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
【整体知恵袋メルマガ登録はこちらから】
姓
名
メールアドレス