施術中、患者さんがため息「整体知恵袋.com」

こんにちは 整体知恵袋のたなかひろやすです。 施術中、
体位を変えてもらうとき、
患者さんが「ふぅ〜」って 息を吐くときがある。 たぶん、一般的には 「リラックスのサイン」 だとか、
「副交感神経が優位になってきた」 なんて言われる。 でも正直、ワタシはというと── 「え?今の“ため息”、なんの意味があるの?」 と、逆に不安になることの方が多かった。 ・なにか言いたいことがあるのか?
・ワタシのやり方に不満?
・それとも…飽きてる…? この“ちょっとした揺らぎ”を読み取るのが、
実はむずかしい。 でも観察を続けていると、
少しずつ“そのため息”の意味が分かってきた。 ・顔がゆるむ
・呼吸が深くなる
・動きが自然になる ああ、これはきっと──
身体が“納得しはじめた”サインなんだろうなと。 呼吸って、自律神経のバロメーター。 交感神経優位だと、
呼吸は浅くて速くなる。 例えば、井上尚弥選手の タイトルマッチを観てるとかのね。 でも、
「ふぅ〜」と長く吐けるときは、
身体が“緩んできた”証拠でもある。 動きの確認をして、姿勢を変えて、
刺激を受け入れたあと、 自然と「ふぅ〜」が出る。 それって、 実はすごく施術的に “いいタイミング”だったりする。 昔、施術をしていくと、鼻水が出る人がいた。 「鼻、かみます?」と聞くと 「いいのいいの。私、体が弛んでくると こうやって鼻水が出てくるから」 もう、まさに 副交感神経優位!! 逆に「鼻水を出さないとっ!!」 っていうプレッシャーもあるw 身体が変わる瞬間って、 声じゃなく“呼吸”で出ることがある。 その一瞬を見逃さないように──
ため息ひとつ、 伏臥位からの体位変換の時の呼吸でも 終わりの時の坐位の微調整時でも… 呼吸はどんな状態なのかを ちゃんと観ていたいと思ってる。
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今日はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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