ポジティブな記憶は、なぜか残りにくい「整体知恵袋.com」

こんにちは 整体知恵袋のたなかひろやすです。
ワタシが生まれたとき、 おじいは麻雀をしていました。 この話、よく施術中に出てるんですが、 この前、患者さんに話したら、 「うちは万博行ってたよ〜」と返されて、 「昔の父親ってそんなもんだよねぇ」 ってなりました。 でも、ふと思ったんです。 「なんで、こういう話って 妙に記憶に残るんだろ?」 例えば、うちの院でもよくあるんです。 「ギックリ腰がすっとラクになった!」 「歩けなかったのに帰りは小走りできた!」 そういう話って、 実はあんまり“人づて”に広がらない。 でも、 「あそこ行って、かえってひどくなったって聞いた」 「あそこの先生、生意気」 「駅向こうの整骨院、若い先生しかいないから不安」 そういうネガティブな話は、 めっちゃ残るし、広まる。 実は人の脳は 「悪いこと」のほうが 好きらしいんです。 これはもう、 生き物としてのクセ、 生き残るための技のようなもの 昔から、生き延びるには 「危ないこと」 「失敗しそうなこと」 「マイナス情報」 これらが重要だった。 だから、 【良かった話】より【悪かった話】の方が 記憶に残るように出来ている。 でも、それだけだと、 ちょっともったいないくない? なんて最近、思うんです。 良くなったことも、 うれしかったことも、 すぐに忘れてしまうようじゃ、 なんだかもったいないな、と。 「悪かった記憶は放っておいても残る。 でも、良かった記憶は 【自分で残そうとしないと】消えてしまう」 だから施術でも、 「さっきより軽くなった」 とか 「呼吸が深くなった」 とか、そういう 【変化の瞬間】を ちゃんと一緒に喜ぶようにしてます。 それが、その人の中で 「よくなってきた」 という確信になっていくから。 そんなワタシはカルテは細かく記入。 患者さんが後日、忘れていても カルテに書いてあるので、それを言えば、 「あぁ…」となります。 毎度毎度、「腰が痛い」と言われても、 「前回、○○すると痛かったですが?」と カルテに書いてあることを聞くと、 「そうそう、あれはよくなったの」 って覚えていないw ネガティブは残るんです、ネガティブは(トホホ) 肩こりが軽くなった話も、 腰痛がふっと抜けた瞬間も、 もっとみんな、覚えていてくれたら いいのになって、思います。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
今日はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございました。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
【整体知恵袋メルマガ登録はこちらから】
姓
名
メールアドレス