体育座りができない若者「整体知恵袋.com」

こんにちは
整体知恵袋のたなかひろやすです。
最近ちょくちょく耳にする話。
「体育座りができない子が増えている」
正坐をしない
和式トイレなんてもってのほか。
ついでに💩座り(しゃがみ姿勢)も無理。
昭和生まれのワタシからすると、
「えっ、それもう人間の基本動作じゃん」
とつい思ってしまう。
でも、これはもう時代なのかもしれない。
生活から「しゃがむ」が消えた
正坐をする場所は減り、
和式トイレも見なくなり、
日常生活から「しゃがむ」
「膝を深く曲げる」動作が消えている。
その結果、
しゃがめない若者たちが生まれた。
現場でも見かける。
手足が長く、顔立ちはまだ幼い。
でも姿勢は妙に西洋的。
ランドセルを背負った小学生の女の子が、
どう見ても中学生くらいに見えること、ありませんか?
絶望か?それとも、歓迎すべき変化か?
一見すると、
「日本人の身体が壊れていく……」
と絶望的に映るかもしれない。
でも、スポーツという観点から見ると
これ、実はウェルカムかも?
世界基準の動き、
海外のフォーム、
海外選手に負けない可動域やリーチ。
今の子どもたちの体型は、
それにフィットしやすくなっている。
しゃがめない=ダメではなく、
別の身体設計に進化してきたのかもしれない。
じゃあ何を見ればいいのか?
「体育座りができない」=悪い
「正坐できない」=不健康
…という二項対立では、何も見えてこない。
大事なのは、
その子の“動ける軌道”をどう読むか?
しゃがめないなら、
どの方向なら行ける?
正坐は無理でも、
膝をどうすれば緩む?
💩座りできなくても、
どうすれば股関節が活きる?
結局は、
「どの道を通れば目的に届くか?」を見極める話。
昭和の身体 vs 令和の身体
昭和世代は、
不自由な暮らしの中で自然と鍛えられた身体だった。
令和世代は、
自由な暮らしの中で選択的に動かされる身体。
どちらが正しいではなく、
どちらをどう扱うか?
それを読み解くのが、
これからの施術者の役割。
昔の常識を脱ぎ捨てて、今の身体に向き合う。
それがきっと、未来の正解につながっていく。
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今日はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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