施術はチカラでやるものか?「整体知恵袋.com」

こんにちは 整体知恵袋のたなかひろやすです。 うちのおじいの施術は、 いわゆるチカラ技だ。 問答無用で肘を突っ込み、 身体の声より、己の感覚で押していくスタイル。 「先生、ちょっと痛いです」 →「ここが悪いんや!」(ゴリゴリ継続) もちろん、それで変わる人もいる。 なんだかんだ患者さんからの信頼は厚い。 でも、 見てて思う。そりゃ疲れるわな…と。 チカラで押し切る施術は、 一時的な「効いた感」は出せる。 だけど、術者の負担が大きい。 そして、なにより 「この人、これで本当に整ったんだろうか?」 という問いが残ることがある。 ワタシは、 なるべくチカラに頼らない施術を目指してきた。 どこが反応するか どこに繋がるか どう動かせば整うのか それは、ゴリゴリ押すんじゃなくて、 動きの中から、身体の答えを引き出す作業。 だからおじいみたいに 終わってグッタリ…は、ない。 (精神的には別としてw) もちろん、 軽い施術が優れていて、 強い刺激が悪いと言いたいわけじゃない。 ただ、 「やる側が疲れきる施術」って、 やっぱりどこかにムリがあると思う。 無駄な刺激を減らす。 正確に反応を見つける。 そして最小限で動きを変える。 そうやって、 「施術者の手」じゃなくて、 「患者さんの身体そのものに調整させる」 そんな感覚に近づいていく。 おじいのチカラ技も否定はしない。 でもワタシは、「チカラじゃなく、 観察と設計で組み立てる施術」を選んでる。 …とはいえ。 院では思い通りに進まない日もある。 ワタシが、じっくり丁寧に数ヶ所を調整して、 「そろそろスイッチ入るかな…?」というところで、 「見てられん!!」 とばかりに、 おじいが横から入ってくることがある(笑) あのときの空気、 完全に『北斗の拳』のアミバをどかすトキ。 「どけ!!」 の気迫とともに、 ワタシがアミバポジションで弾かれる(笑) で、患者さんが 「なんか、さっきより軽くなったかも」 と言うと、 (いやそれ、ワタシの地ならしあってこそやから!) って心の中で小声でツッコミを入れてる。 でもまぁ、 そんなやりとりも含めて、 この空気感がうちの施術の味に なってるのかもしれない。
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今日はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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