触れすぎると、抜けなくなるアレ「整体知恵袋.com」

こんにちは
整体知恵袋のたなかひろやすです。
ある施術家が、こう言った。
「30分以上、
患者の身体に触れ続けると、
邪気が入ってくる」
なんじゃそら。
って、最初は思った。
でも、
長年この仕事をしてきて、
ある種の実感として、
それに近いことがある。
正確に言えば、
「抜けきらない感覚」
「引きずる感情や疲労」
「その人の状態が、自分の内側に残る」
というようなことだ。
言葉にすれば「邪気」なんて
いかにも怪しい響きだけれど、
実際、
【人の身体に長く触れていると、
何かが“伝わってくる”ことがある】。
空気感とか、
呼吸のリズムとか、
言葉にはならない“重み”のようなもの。
そういうものを受け取って、
自分が一瞬だけ不安定になる──
そんな瞬間がある先生も少なからずいると思う。
で、問題は
「それをどう処理するか」 なんだ。
・気合いで流す?
・水を飲む?
・塩をまく?
・呼吸を整える?
・自然に触れる?
・運動する?
何でもいい。
でも、
「抜くことを学べ、知れ、行え」ってのは、
案外、本質かもしれない。
施術は、エネルギーの交換でもある。
こちらが与えっぱなしでもダメだし、
受け取りすぎても、しんどくなる。
バランスを取るためには、
抜く技術も、
触れる技術と同じくらい、大切だ。
手技を学ぶことと同時に、
自分の“余白”を整えることも、
ワタシたち施術家の仕事なんだと思う。
追伸:
ちなみにワタシは
仕事帰りにジムに行って
邪気払いしています。
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今日はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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