父と息子で同じことをやらない理由「整体知恵袋.com」

こんにちは 整体知恵袋のたなかひろやすです。
「先生が痛いときってどうしてるんですか?」 おじいが大好きな患者さんが、 おじい(父)にそんな質問をしていた。 すぐ横にワタシもいたけど、 その患者さん、 ワタシには目も合わせてくれない(笑) するとおじいが、少し得意げに言う。 「息子にやってもらうんだ」 続けて患者さん。 「じゃあ、若先生は大先生に 色々教わってるんですね」 おじい、間髪入れずに即答。 「いや、息子は別のとこで勉強してる。 同じこと勉強してもしょうがないから」 そのやりとりを聞きながら、 “親子で違うアプローチをしている理由”の 本質がなんだかスッと腑に落ちた感じがした。 うちではたまに、 ワタシが数回施術して、 あまり捗々しくない人を おじいに投げることがある。 逆におじいが疲れてる日なんかは、 「今日はちょっと見方変えて、 息子にやってもろて」 そんな感じで気まぐれで バトンを渡すこともある。 あとよくあるのは、 カルテの人体図に〇がいっぱいあって、 ①…⑤…⑧って番号振ってあるような、 “濃い”新患さんなんかはワタシの担当 ワタシは均整法ベース。 おじいはカイロ+AKA。 おまけに今も昔もとりあえず仙腸関節。 困ったら仙腸関節。 困ってなくても仙腸関節。 それでだめなら、患部を肘でゴリるw 当然、施術のベースも違えば、 アプローチも全然違う。 でもそれが、お互いの 「できない」「知らない」部分を 自然に補完してる。 チェーン店みたいに、 「全員同じやり方・同じ手順」 っていうのも効率はいいけど、 それではアッパーがすぐ来る。 たとえば… 10回やって変化が出なければ、 次にやることがマニュアルに載ってない。 進化の余地がない。 術者も患者も、未来が見えない。 観察に漏れがあってはいけない。 もちろんそれが最前提。 でも、 2人が違う視点で観察し、 違うアプローチをするという構造そのものが、 もしかしたら他の院にはない、 うちの施術効果の理由なのかもしれない。 まぁ、 ディスカッションなんかしないけどねw
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今日はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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