深める怖さと停滞の怖さ「整体知恵袋.com」
こんにちは。
整体知恵袋のたなかひろやすです。
ウチのおじい(院長)は、
同じ本を、何年も何年も、
飽きずに読み続けている。
たぶん本人は、
好きで読んでるわけじゃない。
習慣の一部。
生活のリズム。
もはや“読む”というより、
“本を手にする動作”に近い気がする。
これが、いいのか悪いのか?
正直、ワタシにもまだ分からない。
ふと、ブルース・リーの言葉を思い出す。
「一万の蹴りを一度ずつ練習した者より、
一つの蹴りを一万回練習した者を恐れる。」
たしかに、
たくさん知っていることより、
一つを深く掘り下げることのほうが、
ときに強さにつながることがある。
施術の世界でも、そうだ。
一つの技を、
どれだけの患者に、
どれだけのケースに応用できるか。
そういう「深化」は、
確かに必要だと思う。
でも一方で、
同じものだけを見続ける怖さも、
やっぱりある。
世界は動いている。
身体も、
痛みも、
患者も、
昔とは違うスピードで変わっている。
だから、
一つを深めることと、
新しい景色を見にいくこと、
この両方が必要なんだと思う。
技術だけを研ぎ澄ませていても、
世界が変わったら、
“独りよがりな技術”になる。
知識だけを広げても、
浅く広いだけでは、
“響かない施術”になる。
ワタシはたぶん、
その間を揺れながら、
これからも探していくんだと思う。
深めることと、動くこと。
その両方を忘れずに。
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今日はここまで。
最後までお読みいただき
ありがとうございました。
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