施術にも“サビ”がある「整体知恵袋.com」
こんにちは。
整体知恵袋のたなかひろやすです。
BONNIE PINK の
「A Perfect Sky」って知ってますか?
あの曲、もともとCMタイアップ用で
サビしか無かったんです。
ところが──
予想以上の反響があって、
急遽“頭”と“終わり”を作って、
正式な1曲として完成させた…
というエピソードがあります。
つまり、
サビ(核)」が
強烈だったからこそ、
周りのパートも後から足して
「曲」として成立したわけです。
施術にも「サビ」があるんです。
・ただ触っているだけ
・気持ちいいところだけ揉んでいる
・言われた場所をそのままやっている
これだと、
“曲になってない曲”、、、
みたいな施術になります。
患者さんからしたら、
「なんか良くなったような、
なってないような…」
で終わってしまう。
まず“主訴”というサビを決めろ
施術のサビとは何か?
●今日いちばんしんどい場所
●本人が困っている“本丸”
●その症状を作っている原因の軸
この “主訴の一点突破” が、
施術のサビです。
問診で聞く。
触診で確かめる。
動診で絞り込む。
その上で、
「今日はここを確実に変える」
と腹を決めるのがプロ。
サビを締めない施術は“散らかる”
・「ここも痛い」
・「あそこも気になる」
・「ついでに○○も…」
患者さんはいろんなことを言います。
もちろん悪意じゃない。
気になるから言っているだけ。
でも、
全部やっていたら施術は散ります。
例えるなら、
サビの無い曲を
延々聞かされているようなもの。
印象に残らない=身体にも残らない。
メイン(主訴)を締めてから
“おかわり”を足す
主訴のサビをしっかり決める。
そのあとで、
「先生、ここも…」と言われたら、
そこは “アウトロ”扱いで軽く調整。
大事なのは順番。
主訴がメインディッシュ、他は付け合わせ。
主役を間違えると全部ボヤける。
施術のサビ=その日の主訴。
ここを締めない限り、
施術全体は締まらない。
A Perfect Skyが
サビで世界観を決めたように、
施術も 核(主訴)を決めて
そこを叩くことで、患者さんの印象も、
改善度も、リピートも変わる。
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今日はここまで。
最後までお読みいただき
ありがとうございました。
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