こんにちは。
整体知恵袋のたなかひろやすです。
ある日、50代の女性が来院。
「スキーで転んで、肘を打っちゃって…
痛みがずっと引かないんです」と。
2~3回ほど施術したんですが、
あまり変化が見られないんで、
病院でキチンと検査をしてきてもらいました。
で、診断は
「肘関節石灰沈着」
え?…いや、待って?
肘に石灰って、あんの?ってなりました。
とりあえず
標準整形外科学(15版)を開く。
……載ってない。
念のため、昔買った8版も引っ張り出す。
……ない。
「え?ほんとにそんな疾患あるの?」
「え?ワタシ、無知なの?」
そんな疑心暗鬼モードに入っていたとき──
ふと思い出したんです。
「そうだ、あの本なら、きっと書いてある。」
✨神中整形外科学✨
今となってはコンプラ違反的な症例写真が
バカバカ載っている整形外科黎明期の
古典的なバイブル。
確か、院の本棚の奥にあったはず……
(…ゴソゴソ…)
ペラペラと肘のページを探す
あ、あった!!
ありましたありました。
さすが神中整形外科
“肘の石灰沈着”は
外傷後の経過として“珍しくない”って。
しかも、
「症状は局所の熱感と自発痛が主体」って。
……いや、まさにこの人じゃん。
こういう時に役立つのって、
「新しい知識」じゃなくて
「視点のストック」なんだと思います。
情報は調べれば出てくる。
でも、「それを思い出せる視点」を
持ってなければ、
検索ワードすら出てこない。
「昔の本はもう古い」って
敬遠されがちだけど、
上書きされなかった視点って、
今でもめちゃくちゃ使えるんです。
たとえば今回の肘の話も、
結局見ていたのは
「肘の腫れや痛み」ではなく、
動作の変化や代償動作の
観察だったんですよね。
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