治療家の長引く背中の痛みの原因「整体知恵袋.com」
整体知恵袋の田中です。
今日は「治療家のケア」をテーマに
お話させていただきます。
私の父も治療家なんですが、
最近、年齢も重ねてきて、
不調を訴えることが増えました。
不調と言っても、
腰が痛い、首が回らない、
とかではなく、
「背中が痛い」
と言います。
どうやら、立て続けに患者さんを施術すると
段々と背中がしんどくなる。
まぁ、ここ最近の話ではないんですが。
そして、場所は決まって胸椎5番6番あたり。
見ると、明らかに右にねじれています。
触ってみると、
「そうだ。そこだ」と言い、
調整をしてくれと言われます。
そして、
「いつもそこが痛くなるんだなぁ」
と言っています。
私はそれを側臥位で椎骨をカウンターで
調整するのですが、これをやりながら、
いつも思うことがあります。
「痛いのは結果なのに、
結果のところばかりやってもなぁ。
原因を探さないと
ここはよくならないんじゃないか?」
と心で思い、父に、
「そこばかりやっても、
原因を探して、そこからやらないから
いつまでも痛いままなんじゃ?
手を使っているんだから
そこから見た方がいいと思うよ」
と言うと、
昔、一緒に働いていた時、
手首にサポーターをしていたことを
思い出したようで、やおら、棚から
手首のサポーターを出してきました。
(あるんかいっ)
すると、
施術を何人かこなしても
「背中にぎゅーんとこない」
と喜んでいました。
このことを考えると、
やはり、痛い場所と原因場所は
一致しないことが多い、
ということが分かりました。
もし、患者さんが同じ場所がいつも痛いと
訴えることがあれば、
普段、どんな動きをしているのか?
を改めて聞いてみると、
長引く痛みの原因場所が意外なところに
あるかもしれませんよ~
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今日はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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